７ 智サイド ページ8
父と母が離婚した日から、
僕は『王子』では無くなった。
しばらくすると平民の生活にも慣れてきて、
父と仲良く、楽しく暮らしていた。
だけどAが居たらもっと楽しいだろうな…
なんていつも思っていた。
友達と遊びに行く時、
王宮の見えるところを通るたび、
Aのことを思い出してはしんみりしていた。
Aは僕の事、もう忘れてしまっているのかなぁ…
もう一度だけでも、会いたい……。
そんな僕の心を察したのか、
父は召使になるための修行を僕にさせた。
最初は何でこんな事をしなきゃいけないのか、
そのときの僕には全く分からなかった。
智「何で、修行しなきゃいけないの？」
父「智は、もう一度Aに会いたくないか？」
智「会いたいっ!!会えるの!?」
父「それはまだ分からないなぁ。
だけど、智が頑張ったらもう一度一緒に暮らせるかもな」
智「僕、頑張る!!」
父の言葉を信じて、6年間ずっと頑張ってきた。
剣術、馬術、どんな内容でも精一杯やってきた。
だからかな。
ある日知らない男の人に声をかけられた。
その人はジャニーさん、ジャニーズ事務所の社長さんだった。
ジ「君、ジャニーズに入らない？」
ものすごく迷った。
王宮に居た頃みたいな社交ダンスみたいなのじゃなくて、
かっこいいダンス…そういう踊りを極めたかった。
けれど、Aのところへ戻りたい気持ちもある…。
どうしよう…
迷っていたら、お父さんが背中を押してくれた。
父「一つくらい、智のやりたい事しても良いんじゃない？」
これで、僕はジャニーズ事務所に入る事を決めた。
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菊中琉紫乃(プロフ) - りかさん】ありがとうございます☆�兇飽椶蠅泙靴�!!!これからもよろしくお願いします。 (2011年7月29日 18時) (
レス) id: 82ac555658 (このIDを非表示/違反報告)
菊中琉紫乃(プロフ) - 美玲―MIREI―さん】ありがとうございます。直しました。 (2011年7月25日 21時) (レス) id: 82ac555658 (このIDを非表示/違反報告)
菊中琉紫乃(プロフ) - 深白さん】ありがとうございます☆嬉しいです♪ (2011年7月20日 22時) (レス) id: 82ac555658 (このIDを非表示/違反報告)
深白 - このお話の続きが楽しみです＾＾ (2011年7月19日 23時) (レス) id: 72d5fc3e6c (このIDを非表示/違反報告)
菊中琉紫乃(プロフ) - 夏鈴さん】ありがとうございます!!頑張ります!! (2011年7月17日 17時) (レス) id: 82ac555658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊中琉紫乃 | 作成日時：2011年6月12日 0時
