喧嘩 ページ27
「「「「はああああああああ！？？！！！！！！！？？？」」」」
すとぷり全員(さとみ、るぅとを除く)四人が叫ぶ。
「な、や、な、え？」
ころんは焦りすぎてまともにすら喋れていない。
叫んだ理由は＿＿＿＿＿＿。
＿るぅとが、ややみに告白したという事実をすとぷりメンバーに打ち明けた。
さとみはややみから聞いていたが、他四人は噂すら耳にしておらず、異常なまでに焦っている、という事態になったのだ。
「は、？お前、やみのこと好きだった…の？」
「は？応援してない時点で察せる話ですよね」
「は？」
「は？」
さとみがやけに落ち着いてるのは何故だ、と思っているはずだろう。
「さとみなんでそんな冷静なの？」
「やみちゃんから聞いてたよ」
「うっわ人脈ぅ〜」
ジェルがそのことを口に出し、さとみがすぐさまに返事をする。
るぅとところんはバチバチだ。
「ぜってえ負けない」
「ころんさんみたいな下ネタヤギには負けません」
いつものにっこり腹黒スマイルで、威圧を感じたのか、ころんはすこし竦む。
「はいはい喧嘩しないの。…まあ、やみちゃんはるぅとくんのこと好きかもね、ころんも早く告白しないとダメだよ？」
ななもりが諭す。
ころんは無言で俯く。
「……だって、僕…………」
「だってもさってもないの。ちゃんと告白してどっち選ぶか考えようね」
ころんはやはり、悲しかったのかわからないが、泣きそうな声でだってと話す。
「…ともだちでいたいよ……」
「……！」
本当に小さな声で友達でいたい、と話すころんにるぅとは気づく。
「っ僕だって、やみさんとは友達で、友人でいたかったんです！！でも、ずっと友達なんか無理、早くしないと、ころんさんに…って思ったんです、それに気付いてください…！…だから、…」
口ごもる。
「……ごめんなさい、少し感情的になってしまって…もう、今日は帰ります。すいません…」
帰る用意をして、玄関へと向かう。
ころんはるぅとの扉を占める音が聞こえた後、啜り泣き始めた。
「……ころん、…」
なんて声をかけたらいいかわからなかったのか、ななもりは名前を呟いた後、喋らなくなった。
「…ごめん…ね…」
莉犬はそう呟く。どこに謝る必要性を感じたのかわからないが、しーんとした雰囲気のままで無言でいるのはよくないと思ったのだろうか。
「…俺、本当に、やみがすき…」
涙を流しながらそう言うころんに、残された四人は困っていた。
ただ、ころんを見つめながら。
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みやび(プロフ) - お水さん» 私も思いました。また見たいので大変じゃなければ書いてください！！！ (2019年11月3日 0時) (
レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
響音 - ゲイじゃなくてレズじゃないんですかね…？ (2019年10月23日 18時) (レス) id: 04104f9d42 (このIDを非表示/違反報告)
やく - り、理解が.... (2019年7月14日 13時) (レス) id: bfd9689916 (このIDを非表示/違反報告)
お水(プロフ) - すとぷり以外はもう出さないんですか、、、、？ (2019年6月16日 10時) (レス) id: cb60bd6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もうるぅとくんと付き合ってる設定何ですか？（理解が追いつきません汗） (2019年6月11日 21時) (レス) id: 8bf1281cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーな | 作成日時：2019年5月2日 1時
