【テニプリ】天才少女に敵はなし!!!

賭けの序章 ページ22

凛「テニス……って」

赤「馬鹿にしてるんですか?俺たち、全国制覇してるんスよ!?」

あ「あぁ、もちろん知っているよ。むしろ知らないわけがない」


その通りだ。
普通に聞いたら無謀かもしれない。
でも、負けない自信はある。


柳「…本当にその勝負、俺たちが勝ったらマネージャーを引き受けるのだな?」

あ「もちろんだよ。二言はないね」

柳「分かった。引き受けよう」


うわ、マジでのってきたよ。
あ、でも全国区の奴等とやれるからいっか。
それも面白そうだしね。


あ「誰がいいとかの指定はしないよ。なんならシングルでいいなら全員受けるけど?」


やれるに越したことはない。
むしろこの状況、楽しめなかったら負けだ。


柳「今から出来るのであれば、今すぐに始めよう」

あ「あー…いいよ。じゃ、着替えてくるから待ってて」


この格好のままだと、後々ファンがうるさいしな…。

あぁ、そっか………男装すればいいんだ。




*柳side*



赤「…全国区の俺等相手に勝負なんて、馬鹿にされてますよ。絶対」


赤也が拗ねた様子でそう言った。

確かにそれを分かっていながら勝負をふっかけてくるほど
更科も馬鹿ではないだろう。
おそらく、それ相応の自信や、それに見合った実力をもっているのだ。


柳「…赤也、お前がやってみるか?」

｢｢｢｢はぁ!!??｣｣｣｣

丸「何考えてんだよぃ、柳!」

ジャ「そうだぞ。あの子を病院送りにする気か!?」


柳「そういうわけではない。必ず勝ちを収めるための予防線だ。
　 …どうだ、赤也やってみるか?」


赤「じゃ、やります!!」


凛「あ、赤也…」

赤「どうしたんスか、凛華先輩」

凛「…Aを、傷つけないでね…」

赤「安心してください!そこまで俺だって腐ってないッスよ!!」


さて、赤也相手にどれほどの試合を見せてくれるかが楽しみだ。

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