【テニプリ】天才少女に敵はなし!!!

主人公、敵を作ってしまいました。退治したけど← ページ16

…さて、どうしようか。
目の前には10人のミーハーなファンクラブの方々。

それ、vs私。うん、一人。

…で、状況的には私の言うことに聞く耳はゼロ…っと。
なんだ、私結構観察できたじゃん。
さ、始めてみますか。


「結局どうするの?痛い目みたくないなら、あの子と接触するのをやめなさい」


あ「…思ったんだけどさ、なんでそんなに上から目線なわけ?アンタ何様?
　 私が誰と仲良くしようが関係ないじゃん。
　 大体において、私じゃなくて凛華にもそういう事言ってんでしょ?
　 ふざけんのも大概にしとけよ。
　 あんた等がテニス部の人が好きだとかどうだとか、そんなのどうでもいいんだけど。
　 そんな個人的な私情でこっちまで巻き込まないでくれる?
　 …あ、そうか。
　 自分は話しかけられないのに、自分以外の人が話しかけてるのが気に食わないんだ。
　 自分が話しかけられないのを棚に上げて、アンタが悪いって?
　 あぁ、そうですか。そんなことで人を痛めつけられるアンタの方が最低だよ。
　 惨めだねぇ。そんな妬みだけで人のことを傷つけていいとか思うなよ」


ふぅー…久々にこんな一気に喋ったわ。
でも、普段のストレスが吐き出せたからスッキリ♪


「っ…なんなのよ、アンタ!!」


彼女の手が私に向かって振り下ろされる。
あーあ、こんなことしたら図星ですって言ってるようなもんなのに。

…ちなみに、


あ「ふーん。口で勝てなかったら暴力?分かりやすいよねぇ…」


そんなもの、受け止められるんだよね。
彼女は顔を真っ赤にして去っていった。

それを筆頭に、取り巻きの子達も逃げていく。


疲れたけど、これで寄ってこなくなるんだったら、まぁいっか。

…なんか逆にエスカレートされても困るけど…。



…………で。



あ「そこにいる人は、何の用なのかな?」

核心に気がつく→←考えが丸々反映されてます

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す