苺の王子のぷらいべーと…？

黄×桃 ページ4

るぅとくん多い？

え、可愛いからいいじゃん(((


※アンチコメ表現苦手な方はブラウザバックをお願いします。

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るぅとside


最近、作曲が上手く出来なくなってきた




僕は皆みたいにゲーム実況は出来ないし、特別面白い訳でもなくて…




“コレしかないのに”




twitterを開くと


aaa@
すとぷりのるぅとって、曲作るの以外に取り柄なくね？





そんなツイートが目に入った。








ﾎﾟﾛｯ




あれ、なんでっ、






なんで頑張ってるんだろう、





なんで泣いてるんだろうっ、







prrrrrrr




ﾎﾟﾁｯ




さ「あ、るぅとー？今暇？」

る「…」


さ「るぅと、？」


る「…っはい、」





僕自身、普通に声を発したつもりだった





でも、




さ「…！…どした、」

さ「…何か、あったか？」





さとみくんにすぐ気づかれた





る「…っ、」









一向に喋らない僕を見越して




さ「…今から、家行くからな」





といい、電話が切れた




僕は




気付いてくれたことと


何故か安心して








久しぶりに声をあげて泣いた。







・






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さとみside

暇でゲームでもしようかとるぅとに電話したら




あいつ、泣いてるし。





最年少のくせに普段しっかりしてて、頼れる存在で




むしろ滅多に泣かないのに。






ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ






ｶﾞﾁｬ






さ「…っ、」





出てきたるぅとの頬は涙で濡れてて、





そのままるぅとは俺に抱きついた



さ「…る、るぅと？」



る「…っ、ｸﾞｽﾞｯ」







こんな辛そうな顔見たことない







とりあえず家に入らせてもらう




さ「るぅと…」

さ「何があったか、話せるか？」



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るぅとside

いつもに増して優しい問いかけに



僕は気付いたら口が動いていた





最近作曲が上手くいかないこと


そのときにアンチを見たこと


自分に自信が無くなったこと









“さとみくんが来て安心したこと”





気付いたら、喋っていた









さ「…るぅと」








ふわっとした感覚になった後に


抱き締められたのだと理解する



る「…っ、ぇ、ぁぅ…」


さ「大丈夫、大丈夫…」

さ「辛い思いさせてごめんな、」



さ「…俺たちは、ずっと味方だからなっ、」





る「…ありがとっ、」









今日くらいは頼ろう＿。








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