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その後、俺とみかちゃんは気まずくてすぐに帰路についた。
みかちゃんは「気にしないで」と言っていたが、俺はもう死にそうな思いだった。
今日、みかちゃんにどんな顔で会えばいいんだろう。
そんなことを考えていた時、うるさくスマホの音源が鳴った。いつも眠く感じるが、なんだか今日は目覚めがいい。
ちなみに音源は音割れハ○ポタだ。この音源にした途端、遅刻魔の俺は容易に起きれるようになった。
うるさく鳴る音源をとめるために起き上がり、ふと時間を見た。
「は!?」
現在の時刻は10時ぴったりだった。どうりで目覚めがよかったんだな。超遅刻してるじゃねえか。
時間を見た途端俺は今までにないぐらいの速さで準備を始めた。
ああああ、昨日のことをずっと考えてたからかな。今日は絶対落とせない講義があるのに。絶対遅刻したくない日に限ってなんでこうなるわけ?
ぶちギレながら支度していた途中、俺はある致命的なことに気づいた。
今日の講義の準備をしていない。
「やばいやばいやばいやばい!!!」
思わず声が出るほど焦っていた。昨日の俺は本当に何してたんだよ。
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作者名:larsss0922 | 作成日時:2024年3月29日 0時