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いやまだ希望はある。こいつに彼女がいるかもしれないし携帯ないかもしれない。よしよし大丈夫だ。





「あーごめんなさい!会ったばかりの人と連絡先はなるべく交換したくないんですよー」


「あーそうですか。そうですよね!ごめんなさい突然」


っしゃ。勝った。彼女への気持ちを再確認したところでこれからアタックしまくってやる。

ここで喜んでしまっては彼女に悪いけど。





「てか後ろにいるかわいい子って友達?よかったらLIN○、じゃなくて、イソスタ交換しない?」

.




.




.


「え?」

かわいい?誰が?みかちゃんが?


「あ、お兄さんイソスタやってる?」


俺?なんで?
いやいやなんで俺なの?普通みかちゃんみたいな見た目も中身も可愛い子と交換するだろ。それがどうして俺みたいなのと??というかとにかく気まずい。

でも、考えるよりも今は反応した方がいいか。


「え、えと、イソスタはやってなくて…」



「えー残念ー。じゃあまた今度ね!」


そう言い残し、去る謎のイケメン。もう会うことなんてねぇよ。




てか、こいつの顔面なんか見たことあるんだけど。どことなく声も聞いたことある気するけど気のせいかな。

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作者名:larsss0922 | 作成日時:2024年3月29日 0時

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