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Aside
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『えーっとぉ......この際言いますけど.....このツアーが始まって...ダスが出て....そこに書きましたけど。僕甲状腺の手術をして』
「え....今いう?」
「今日いう?」
「なんで黙ってたん...」
『今....何ともないですけどね。で〜いろいろあってぇ....僕のソロとかもあったし...なかなかねEXOとしての活動を十分には出来なかったかな。と...思ってますし』
最後だ...。これで最後。
アクシデントは何度もあった。
舞台から落ちるわ、カメラに頭ぶつけるわ、煙吸うわ、脱退するわ。
延期になるわ、結局中止だわ、病気するわ、怪我するわ、メンバーは来ないわ、ビザは間に合わないわ...
正直ロスプラよりひどかったんじゃないかとさえ思う。
『僕は...もう何も言いません。期待させるような言葉もいいません。だって....信頼がない。でしょ?』
SH「.....」
XM「.....」
『覚悟決めたソウルの初日ね....皆さんに見せたEXOは正直...ツアーを通して期待を裏切った形に僕はなると思うんです。それは否定的な意味に聞こえてしまうけど。』
LY「......」
『どん底まで落ちたら這い上がれると僕は信じてましたけど、出来なかった。それだけEXOまだまだ未熟なんですよ...ね....』
BK「そうですね....」
『無理に応援しなくていいですよ。気に入らなかったら罵倒すればいいし...ペンこそEXOを俯瞰で見るべきだと思うんです。そしてそのペンの声をEXOが"真摯に"受け止めなきゃいけないかな...。これドームが決まった日本で言ったんですけど...もう日本に限ったことではないんですよねぇ。それが凄く...残念です。』
最後のアンコール。
僕は約束を歌わなかった。というか...被せてもらって、声を発することはなかった。
こんなはずじゃなかったって...EXOに関わる全ての人が思っただろう。
EXOは表面しか繕えなかった。その表面にさえひびが入ったと思う。それをね...ファンデーションで隠すのは簡単なんだよ。でも落としてごらん、虚しいだけだ、悲しみしか襲ってこない。
一言で言うなら...EXOは何かとその場しのぎで活動してきたって事なんだ。
EXOの発言は、EXOの行動と矛盾してる。
そらペンは混乱するわな。
こうやって良識的なペン、良心的なペンを減らしていくんだなって実感した。
EXOがそうだから...ペンも驚くような人間しか残らない。
決して治す気がないんじゃない。そこに気付けるか気付けないか....
それが経験値なんじゃないかな。
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作者名:LARKim5 | 作成日時:2016年3月30日 3時