甘ったれマンネ58 (ページ2)

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BK「なんで出来ねぇんだよ......」

『..........手が滑った。起きてたんだ....^^』

BK「なんで振りかぶった時に落とすんだよ....ありえねぇだろ....」

『...........だから』

BK「じゃあなんで8×5ないし、8×6....それだけの時間があってなんで掴めない」

『...............』

力の抜けた両腕....僅かに震えてた。

俺は気付いたら電気を全部付けてジュンちゃんのレゴを絨毯の上にぶちまけていた。

BK「拾ってみ.....全部....」

『出来る.......』

一つ二つと確かめるように拾うジュンちゃん。五つ目を取ろうとした手を俺は掴んで離さなかった。

『.......なに...』

BK「隠してることあるだろ....」

『ない』

BK「誰だと思ってんだ....」

『..........』

BK「お前忘れんなよ....俺と寝てること。」

『忘れたい....出来れば.....ｗ』

BK「笑い事じゃねぇんだよ！！...俺が気付かないとでも思ったか？....ジュンちゃんが一回死んでから俺がどんだけお前に目光らせて来たか自覚ないだろ....」

『.........』

BK「こんな耳元で...こんな距離で喋って、普通のジュンちゃんなら感じちゃって犬みたいに首振るんだよ....なんでしないの...。」

『..........』

BK「こんな力で腕掴んだら痛い！って言うのに....なんで言わない....。」

『.........感覚がないから』

BK「？！........無い....って」

『無いは語弊かな....。鈍ってるから....』

BK「チャニョルは....」

『嘘ついてもらった。こんなのがメンバーの耳に入れば技はまずやらせて貰えない。落っこちたら大変だからって当日にフォーメーションを変える羽目になる。最悪着席を強いられると思った』

BK「物がつかめないレベルならそれは！」

『なんで？....僕怪我してない...ちゃんと来た....なんで座んなきゃいけないの？』

BK「自分が大事に出来ないの！？」

『自分を大事にしてたら....自分を尊重していいんだったら.....僕とっくに死んでるよ』

BK「意味がわかんない.....」

『僕からしたら勝手に怪我したぐらいで演出に傷付ける方が意味分からない。それと同じぐらいのこと...今ヒョン僕に向かって言ってる』

BK「混乱させた....か....。」

『伝えることで心配が減るならちゃんと言うけど？』

BK「........俺ずっと」