30-45YJ医師side ページ45
ヨンジェ医師side
『うそつき....うそつき...っ....』
YJ医「んー...何が〜どうした〜...ゆーっくり...息吸ってごらん...」
錯乱状態で戻ってきたジュン君は
嘘つき
待ってた
1人ぼっち
置いていかれた
その4単語の無限ループ...
枯れる事の知らない彼の涙腺はもう何十分と止まらない...。
『なんで僕はいいのにタオちゃんはダメなの？レイヒョンだって...なんでタオちゃんは...っ』
EXOに降りかかるいくつもの負の連鎖。
なんでこのグループでデビューしちゃったかな...運が悪かったかも...。
でもSMに拾われた時点でわかりきってたことというか...
キミはよくここまで踏ん張ったよ...。
YJ医「気持ちを聞かせて^^」
『僕がいるからタオちゃん出ていくの？それならいつだって僕が辞m………』
まった...的外れな.....
少しずつ聞いていけばタオ君への失望感と会社への不信感がメイン。
ちょっと賢くなったね...。いいことだ...。
『.....やだ....疲れた....帰りたい.....』
YJ医「どこに^^」
『日本.....』
YJ医「どうして...」
『1人の方が.....身も心も削れない....』
気付いたか....
それでも"辞めたい"だけは口に出さない。彼なりの責任だろう。
今までグループの汚点っていう認識だった自分は、歓迎されない中でも迷って止まって...迷惑もかけて。
舗装されていない荒れた道でも12人の兄貴が前から後ろから...転ばないように支えてくれて...。
それが幸せだった...
次は僕がヒョン達を守ろう。
沢山の経験を活かして...
そう改心した矢先の現状....
スカスカになったジェンガのようなキミは13本だったから崩れなかった。
12本になり...揺れ、11本になり...傾き、10本になろうとしてる今、倒れるのを待つだけのようなもの...。
『もういい....僕帰ったら社長に言いに行く』
AMG「何を.....」
『...........』
YJ医「そんなことしてもタオ君は戻ってこない。ジュンの居場所がなくなるだけだ」
『頭良くなったもん....わかる。自分の身を持って、タオちゃんの道しるべに僕はなる....』
大事なことは何一つ言わなかった。
彼の中にふつふつと湧く"何か"
2年担当してるのにもかかわらず、行動が読めない...。
いくつもの選択肢の中で、彼が何を選ぶのか...。
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LARKim5(プロフ) - kyonさん» ありがとうございます。長く更新お待たせして申し訳有りません。バンコク終わりで更新したいと思います。 (2015年6月21日 1時) (
レス) id: 05bc6b1ce2 (このIDを非表示/違反報告)
kyon(プロフ) - 初めてコメントします！ずっと前から毎日欠かさず更新されているかチェックするくらいこの作品が大好きです！EXOペンの心情を表しているかのような表現で毎回泣きます（笑）これからも楽しみにしています。応援してます頑張ってください！！ (2015年6月17日 19時) (レス) id: 4fb02bf833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LARKim5
| 作成日時：2015年6月10日 22時
