60-25SEside ページ25
やり取りは全部日本語。だからどんな話してるかはわからないけど...
何もかもが間に合ってない。っていう忙しさだけは僕でも感じる程だった。
『...........セフンちゃ...〜』
SE「危ない!....」
『......ごめん...ありがとう....。漢字...書いて..^^』
クマが酷い....。
肌もボロボロ...体温が高い...目がうつろ...。
切られた左手の包帯には血がにじんでる。
『聞いてる?....タローちゃん...漢字...』
SE「寝てない?」
『僕の話聞いてるぅ?....』
SE「わかったよ...書くから...僕の質問にも答えて。寝てない?」
『寝てる暇なんかないんだよ.....来て来て...漢字♪...ぁ..』
SE「ほらぁ!......」
『いいの.....』
力なく腕を払い元の席に戻る姿は、とてもじゃないけど痛々しかった。
ただの病人だよ...これは。
田「セフンさん、EXO5に...」
SE「はいはい....。」
正直今、韓国から来るヒョン達の事なんかどうでもいい。タグチ君の声なんか右から左。
EXOセフンとしては上海を延期にしてやりたい。
でもオセフンとしては大連を欠席させたい。
無理だ....今のジュンに...EXOとJuNのツアー掛け持ちは。
SE「なに....書くの?」
『僕が好きでいいの?って書いて...はい、マジック...♪...あ...はい、紙^^』
けど...なんでか...
半年前のように声を上げて止める気になれない自分がいた。
SE「そんなんで...sia歌えるの....?」
『出来るよ。ジュンちゃんだもん.....。.......』
SE「血管パンッ!っていったりしない...?」
『...........知らない。僕に聞かないで』
SE「............怖い」
『じゃあ行けよ。大連。戻れよ....こんなところいないで』
SE「......一緒に行くの...」
『だったら黙ってて.....僕の邪魔しないで...』
こんなに意固地になる理由は何なんだろう。
こんなにツアーにこだわる理由は何なんだろう。
こんなに急いでるのは...なんでなんだろう。
そこがわからないから...手の差し伸べようがない...というか...。
もしかして...また避け始めてたり...しますかね...。
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もこライオン(プロフ) - 自分はこの小説がなかったら生きていけません。お願いです。ずっと待ってます。ゆっくりでもいいのでこれからも更新お願いします。応援してます! (2016年3月21日 10時) (レス) id: 961e888ca4 (このIDを非表示/違反報告)
もこライオン(プロフ) - いつも密かに読んでいます。甘ったれマンネ、ほんとうに大好きです。じゅんちゃんにはとっても考えさせられます。自分が答えをみつけられなかったときここに来て読んで、答えがみつかって、自分の生きる道がみつかります。ほんとうにこの小説には助かってます! (2016年3月21日 10時) (レス) id: 961e888ca4 (このIDを非表示/違反報告)
LARKim5(プロフ) - えびさん» いつもありがとうございます。自信がなくなった時、ここのコメントが励みになります。これからもよろしくお願いします。 (2016年3月7日 23時) (レス) id: ba39759adc (このIDを非表示/違反報告)
LARKim5(プロフ) - ???さん» ありがとうございます。応援よろしくお願いします。 (2016年3月7日 23時) (レス) id: ba39759adc (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - これからも、楽しみにして待ってます。 (2016年3月7日 16時) (レス) id: b876b32877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LARKim5 | 作成日時:2016年3月7日 5時