82-6笹原side ページ6
秋「お疲れ様です」
江「お疲れ様です」
笹「俺等だけだから構えなくていいよ。うーん....1時間話して...あとは田口とオフィス内見てくれれば」
新卒って訳じゃない分楽でいい。
何年かSMのパシリ経験があって...それでも辞めなかった。
しかしEXOに配属されるとなると...頭の回転の速さと要領の良さが必用になる。
その感覚ぐらいは掴ませてから出ていきたいかな....。
笹「えーっと...2人の実際の活躍は5月のペンミからになるかね?」
田「そうですね。」
秋「あの....ジュンは...これから....」
気になる所だよな.....。わからなくはない。
EXOに回されて一番心配になるのはJJの存在。JuNの運営部分だと思う。
笹「JJは事実上解散だから、無い物として考えてくれていい。だから〜.....これからは、まぁまずEXO、でー...CBXの2つが主。あとは単品オファー。今回カイとか、チャニョルとか」
江「ジュンさんのことはどう扱えばいいんですか。その...局だとか...媒体関係者とかには....」
笹「そのマニュアルを今まとめてるから、出来たら渡す。そんで基本的にJuNソロに関しては代表が対応をするから、なんか言われても持ち帰って。他言無用でそのままユンちゃんに上げて」
江「了解です」
秋「でも笹原さんじゃなくて....」
笹「そうそうあのー....俺いない時は山部がやる、SJだけど俺と一緒だからEXOも通じるし...あの、ユンちゃんに言えばとりあえず大丈夫」
「「はい....」」
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SMEntertainment JAPAN
マネジメント部
EXO
チーフ:山部 雄太(支社所属 SJ/EXO)
チーフ:笹原 大樹(支社所属(非常勤) EXO/SJ)
現場責任者:チェ ユンジ(本社所属(非常勤))
田口 郁也
秋山 大輔
江原 佳織
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笹「................。」
新体制の在籍者名簿は、明るい未来と崩壊の未来...両方を秘めている気がした。
俺はジュンと出会ってから、あんな言われようなSMだって捨てたもんじゃないって思えるようになって...
ただの社畜から、ちゃんと向上心のある社員に変われた気がする。
マネジメント部の中でも、やっぱ配属されたいのは東方神起やBoAが人気でね...
外国人アーティストと呼ばれても日本での仕事量が安定してるぶん、やりがいをどうしても感じてしまうから...。
日本での活動が不透明だった過去もあってEXOは嫌煙視された。
でも俺は自信を持って言える。
EXOのマネージャーでよかったって。
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作者名:LARKim5 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時:2017年5月16日 1時