82-12CYside ページ12
母「ジョンインだ！って車いす自分で押してたの見て私ヤバいと思って...。したらジョンイニ私の事止めて。」
CY「自分で行ったんだ.....。やりそうだよ...^^」
母「通訳してコミュニケーション取ってたけど、最後「コンサートに招待したいから手術頑張るんだよ」って日本語でなんて言うのって」
CY「かっこいい〜」
母「結局手術成功して回復待ちだけど....昨日かな、マネージャーさんに電話して次回ツアーの東京公演のBSP1枠取っといてって。」
CY「すげ、有言実行じゃん。忘れちゃうしね...忘れないようにだと思うな....。いいな〜俺もそういうのやりたーい♪」
母「うちの子にやってよ.....」
CY「だから年中"帰国"してんじゃん....ｗ俺こんな優しくないからね。ジュジュじゃなきゃやってない」
母「........。あースホちゃんに言われたい」
CY「俺しか言えないはず^^」
母「そうだね....ありがとね....」
CY「.............。」
母「....ここ...。」
"ナナ先生"の話じゃ無菌室の中でもクラスの高い所に入ってると。
ちょっとした免疫低下なら簡易的な物でもいいし、進行度合いだったり感染リスクの可能性基準が低ければ無菌室の中でもマスク面会が常時可能な場合もあると。
でもジュジュに関してはそういう判断は下りなかった。
看護師や先生ですら必要最低限の入室なんだって。
厚意で常備されてるパーテーションの隙間から見える電話。これしか会話できるツールはなくて...窓にはブラインド。
まるでショーウィンドウだった。ガラス越しに....人を見る日が来るとは思わなかったけど....。
CY「.......。よし！どうやって使うの^^？」
母「スイッチいれた...？」
CY「ううん。なんていうかな〜.....どうやって楽しもうかなと思って。」
母「そう...。起きてるかな.....」
CY「やってやって♪」
正直、面食らった。
マジか...って思っちゃった。
母「.........。先に言っとく。現状維持が出来れば、ここからは出られるから」
CY「......。ちょっと安心。気になったから....」
母「１人でいい？」
CY「大丈夫〜♪あ、でも迎えには来てねｗ」
母「うん。急変しても焦らないで。監視カメラ付いてるからすぐ来る....」
CY「OK〜♪.......」
ｼｬｯ！
CY「うぉ！...ビックリした....」
(-ω-)......
.............。
弱ってるね....。
栄養も上手く取れてないんだろうな...肌がちょっと荒れてるし...真っ白だ...青白い...。
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作者名：LARKim5
| 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時：2017年5月16日 1時
