甘ったれマンネ78 (ページ50)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:8,598 hit

78-50 ページ50

Aside

遥「おはよう^^」

『おはよう......』

遥「身体痛くない？」

『うん......』

遥「18時間も寝てたから...」

『僕なんでここにいるの....EXOドームだよね....』

遥「そうだね....けど約束したね？JuNgle最後まで回る代わりに...ドーム諦めようって...」

『.......そっか...そういうことか』

あんまり昨日の記憶がない。僕は出られないってわかってて...それでもドームに行って...。
EXOが好きなJuNでいるように心がけて....でも僕はEXOのチームが気に入らないから...夢に出てくるようなインパクト残してやろうって思って...
だったら直前に失踪が一番だろうって技術陣と相談して...

僕は駄々をこねなかったんだろうか...
いつものように往生際の悪さを発揮しなかったのだろうか...

これでいいんだ。って...
自分が納得できる何か理由を一つでも...見つけられたんだろうか...。

遥「自信を持って。なんの柵もなくなって...頭を使うことが減るから...ジュン君は混乱すると思う」

『今凄くしてる...既に....』

遥「それを治していこう...今度こそ...」

『...........。そうだね...』

遥「明日緒方先生が診察に来るから、その準備で今日は検査があるよ...ゆっくりしててね...」

『うん.........』

時計を見ると夕方の16時。
外はだいぶ暗くなってて、ドームの方角が明るく見える。

本当に...

僕はここにいていいのだろうか....。

祖母「Aちゃんなんか欲しい^^？」

『.......なんにも..』

祖母「...........声かけてね。婆ちゃんいるから^^」

『うん.......え...が...』

祖母「ん？なんね^^？」

『..........。EXOが....』

祖母「EXOが？」

『EXOが泣いてる...........』

祖母「.......。」

『気のせいだよね....』

祖母「.......そうね」

『EXOだもん....泣かないよ....』

祖母「瀬戸先生呼んで」

『大丈夫....。聞こえてるわけじゃないから....』