78-31DOside ページ31
ディオside
結局...遥ちゃんの気遣いも空しくEXOは病院に向かった。
やっぱりベクの足だけは止まって...
BK「.........」
CY「無理しなくてもいい...押し切ってるんだから...俺等も」
BK「行く....俺は...俺は...」
CY「辛くなるなら...」
BK「ならない...ならない...」
聞いたこともない治療法を耳にして、フラッシュバックしたんだと思う。
暴れて錯乱するジュンを気の知れた仲間が押さえつけた光景。
僕もあんまり得意じゃない...。ベクの気持ちはわかる。
遥「ﾖｼﾀﾞｻﾝ､ﾘｼﾞﾁｮｳﾆｺｴｶｹﾃｷﾃｸﾀﾞｻｲ...」
「ﾄﾞｳｾｷｻｾﾙﾝﾃﾞｽ？」
遥「ﾊｲ....ｿﾉｳｴﾃﾞﾘｮｳｼｮｳｲﾀﾀﾞｷﾏｼﾀﾝﾃﾞ...」
「ﾜｶﾘﾏｼﾀ...」
遥「ﾊﾗﾀﾞｾﾝｾｲ！ｹﾂｱﾂｶﾞｱｶﾞﾙﾄｵﾓｲﾏｽ...ｺｳｶｻﾞｲﾂｶｲﾏｽｶ？」
原「ﾛﾝｶﾞｲ...」
遥「ﾃﾞｽﾖﾈ...」
母「ｾﾄﾁｬﾝｲｲ？」
遥「ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ...」
BK「仕事してる所初めて見た....」
母「まだ現役♪........」
BK「..........すぐ効くの...？」
母「.......これは早い方....。.........ｵﾁﾀﾖｫ！ﾊｺﾝﾃﾞ^^」
「ﾊｲ」
母「ベク邪魔になるから...出てようね...」
BK「うん.....」
母「EXOども！....1番カンファに居て...邪魔だから...」
DO「........」
麻酔科医って凄い...
相手が既に意識無くても、麻酔かかったかわかるなんて。
医者役の中でも難しそうだ...冷静でいなきゃだし...
全身ベルトで固定されてたジュンはピクリとも動かなくて...
ミイラみたいで...
LY「ハジメマシテ...」
父「こんな初対面不本意だな...^^」
LY「はい.....」
ｶﾞﾁｬ
遥「ｸﾛｶﾜｾﾝｾｲﾁｮｯﾄｲｲ？...ｷﾞｬｯｺｳｾｲｹﾝﾎﾞｳﾉｺﾄﾅﾝﾃﾞｽｹﾄﾞ」
父「ｿｳ､ｵﾚｿﾚﾖﾘﾊﾟﾙｽﾊﾃﾞｲｹﾙｶｶﾞｼﾝﾊﾟｲﾃﾞ」
遥「ﾀﾞｶﾗｷｷﾆｷﾀﾝﾃﾞｽ...ｲﾁｵｳ1ｾｯｼｮﾝｼﾃﾐﾃ...」
父「ｻｲﾝﾊﾊﾔﾙﾅ...ｷﾉｳｼｮｳｶﾞｲｶﾞ100ﾉｺﾙ」
怖い目つきに青いマスク。ダッフィーのボールペンが唯一の救いで、揺れる白衣が医者感をこれでもかって程...。
LY「遥ちゃんそこそこ偉い人なんだ...」
DO「なんで？」
SE「...........」
LY「名札カードに"准教授"って書いてあった。多分上から数えたほうが早いよね...」
父「最近だよ.....。この前まで助教だった^^」
LY「Aちゃんのお陰ですか？」
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作者名：LARKim5
| 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時：2016年12月3日 1時
