77-45CYside ページ45
CY「マゴダカラ....」
母「............。」
いつみても家族4人には大きすぎる家に到着して、我が家のように入り込んだのはいいけどサトウがいない。
持って歩けないからお留守番にしてるってユンちゃんは言ってた....。
捨てるはずない。ジュジュのぬいぐるみは....デカけりゃデカいだけ好まれるんだし...。
CY「サトウがいない....」
母「持ってった」
CY「どこに」
母「しかるべき所に...。セフナぁ!どこで寝るの!」
"どこでもー!一緒に寝れないでしょー!"
CY「.........。ジュジュ...どこで寝てるの...」
母「今日はここじゃない?」
CY「.......そのさぁ....。さっきっから"今日"って...」
母「チャニョラ.....」
CY「........ん^^?」
薄っすら涙ぐんだ目を向けられて...
ジュジュそっくりな顔で見上げられて...
嫌な予感ばっかり煽られて....
母「あんたのお母さんは取り乱したりしないよね....^^」
CY「自分の子が....病気だったら....?」
母「うん......」
CY「するんじゃない....?....もし...俺がジュジュだったら...店休んで...」
母「側に居てあげる?」
CY「どうだろう...。俺が拒むかもw.....でも....泣いて謝ってくれると思う。頼んでなくても...^^」
母「そう....。」
CY「.......。触っても...いい?....」
はぁ......
そっくりだ。
ジュジュは....お母さんそっくりだ....。
気が強いのも...責任背負いこむのも....しんどい時にしんどいって言わないのも....
ちゃんとこの人の息子だよ...。
CY「韓国名はなんだったの....覚えてる...♪?」
母「.......ヨム...ナナ....」
しっかり韓国の血が流れてる....。
そっくり....。w
CY「フリン....スルw?」
母「しないw......」
こんな質問したのも、自分が壊れそうだからだ。
多分...多分だよ...
シンさんはジュジュのこともあって病院いきっぱだろうし...自分の患者さんもいる。
バアチャンだって...ジイチャン亡くして、ジュジュの面倒見て...。
奈々さん1人の時間多かったんじゃないかな...。
俺たちが経験してきたように、夜な夜な発狂するし...
見えないものが見える....聞こえる...
たまに何言ってるかわからなくて...ついていけない。
俺等の母親と比べちゃいけないのは...
健康な体に産んであげられなくてごめん。に加えて...息子がこうなった過失が自分にあると...思っちゃう環境が過去にある。
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作者名:LARKim5 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時:2016年11月17日 20時