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『アカペラでもいいかもよ。これに限っては』
笹「........。そう？」
『お伺い。提案。選択肢。......』
僕好みに作ってくれた曲に難つけるのはしんどい。
でも売れる曲を出さないと。残せる曲を作らないと...。
そのジャンルに精通した人間からのいい印象を求めないと。
ポップスの弱点だと僕は思う。
なにやったって、結局...ｗってオチになるのは...。
笹「遥ちゃん....鼻.....」
『........』
遥「......大丈夫よ^^」
笹「抑えて.....」
『っ.....ｯﾋ......ｯﾋ......』
遥「深呼吸....吸って吸って吸って、吐いて.....そうそうそう....」
『ﾌｯﾌｯﾌｯ.....ｽｯ...ﾌｯ......だいじょぶ...だいじょぶ』
遥「わかってるわかってる。......」
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電源切り忘れたかな....
"社長"〜♪
出なきゃ....
出なきゃ....
『.......ﾄﾝ.......ﾄﾝ......なんで....ﾄﾝ.....なんで...』
遥「なに？」
『社長から電話.....ﾄﾝ.....押してるのに...出れない...』
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７：４６
１１月10日木曜日
ﾎｰﾑﾎﾞﾀﾝを押して開く
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出られない.....
なんでだろう......ミドリの押してるのに...なんで...
遥「そろそろ効いてくると思うんだけど....」
笹「なに....」
遥「僕たちとは違う景色が見えてる...。大丈夫。寝て起きたら終わってる....」
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作者名：LARKim5
| 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時：2016年11月17日 20時
