27-23 ドリームボーイ化現象 ページ23
■ KyuHyun ■
ソンミン「何だ。ただのドリームボーイ化現象かぁ」
何故か少し残念そうに肩を落とすウニョク兄さんを見ながら、ソンミン兄さんは呆れ顔になっていた。
ウニョク「え?何現象?」
ソンミン「夢見がちって事だよ」
ウニョク「夢を見ても良いじゃないか!Aに会った時にしたい事を考えろって兄さんが言ったくせに!」
ソンミン「その夢は今に関係してるもの?ん?どうなのかな?」
兄さんが目を細めて笑って見せると、ウニョク兄さんはたちまち気まずそうに咳払いをしていた。
リョウク「どうせろくな事考えてなかったんでしょ。もっと真剣に考えてよねー」
ウニョク「僕としてはかなり真剣だったんだよ!男は夢を見る生き物だ!」
真剣さをアピールするために必死で訴えてるんだろうけど、あんた何言ってんだ。ただの妄想だろ?
ソンミン「ドリームボーイは他にもいそうだけどねぇ」
兄さんはそう言ってドンヘ兄さんと俺にチロリとした視線を向けた。
ドンヘ「え?いや、俺は・・・」
ぶんぶんと首を振って否定するドンヘ兄さんとは違って、俺は否定はしないけど舌打ちはしたくなった。
確かに俺は軽めのドリームボーイ化現象を起こしていた。
多分…いや、絶対にウニョク兄さんのよりはマシな妄想だ。
全ての妄想は趣旨がずれてしまわないように、ケーキとプレゼントを用意したところから考え始めてた。
そこで俺は皆が無難だと言った電気を消して待つシチュエーションを頭の中で試してみる事にした。
ただいまーって言いながらリビングに入って来たAがロウソクに火が付いたケーキを見つけて驚いてる。
いや、あの人は驚きが少ないからただ突っ立ったままかなぁー…。
でも俺はどうしても驚かせたくて後ろから抱きしめてみた。
“キャッ”と小さな声を出して身体をビクリと反応させて振り向いたのは・・・・何故かソンミン兄さんだったのだ。
何で俺の妄想はいつもソンミン兄さんオチなんだよ!
もぉ、キュヒョンったら脅かさないでよぉ…とかって頬をふぐのように膨らませやがって!
ソンミン「ん?」
キュヒョン「いえ、別に・・」
イェソン「お前達…チェリーボーイでもないのに。真面目に考えてくれよ」
やれやれ…といった感じに少し呆れている様子だが_、
ウニョク「そっちのドリームじゃないから!純情な方だよ!」
力一杯反論するウニョク兄さんと一緒に心の中で何度も頷いていたら携帯が鳴った。
27-24 ただのイ・ドンヘとして。→←27-22 下手くそ
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モジョ(プロフ) - かのかさん» >かのかオンニ☆ ドンヘにやって貰っちゃいました!キュヒョンとはどうしようかって…まだ少し悩み中です(^▽^;) いつでも行き当たりばったりです(笑) だから長くなるのかも!話が終わった時、面白かったよと言って貰えるように頑張ります! (2013年8月11日 1時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - 27巻目!!!!そんな長い話し読んだのガラスの仮面以来やわ!名作の域だね!!!!(^^)d (2013年8月7日 22時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うぉーー!!!!どんへ。やりおったな?さぁぁきキュヒョンはどう出る?楽しみ~~♪♪♪ (2013年8月7日 22時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - かのかさん» >かのかオンニ☆ 本当は毎日更新したいくらいなんですけどね…。なかなか(^^;) 多分この一章で小説一冊分くらいの文字数なんですよ。ということはこの話27巻目って事なんです。本気でやばい(;°Д°) 何でこんなに長くなっちゃったんだろう…。フフフ…アハハ…(笑) (2013年7月31日 22時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - パーティーは楽し♪♪♪最近いっぱい更新してるやーん!進んでる進んでる、大丈V!!!! (2013年7月28日 7時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モジョ | 作成日時:2013年7月1日 23時