27-11 同じ想いを共有 ページ11
■ EunHyuk ■
まだ自分の気持ちを表に出せてないドンヘを少しでも安心させてあげたくて、したみたいだと言って笑顔を送った。
ドンヘ「そっか」
ニコリと微笑むドンヘの顔は少し安心した様に見えて、僕としても少し嬉しかったのに・・。
ソンミン「それで?連絡したは良いけど、返事は返って来たの?」
ウニョク「意地悪言うのやめてよ!」
ドンヘ「もう!脅すのやめてよ!」
僕とドンヘは同時に抗議し、咄嗟に顔を見合わせた。
ドンヘはまた気まずそうに顔を引きつらせたけれど、僕としては…、おかしいかも知れないけどどこか嬉しさがあった。
ドンヘとライバルになるのは絶対に嫌だと思ってた。
大切な親友と好きな人を取り合うなんてあり得ないし、何か嫌だと思っていた。
それは変わらないけれど、同じ想いを共有出来る事が少し嬉しいと感じる自分がいた。
ウニョク「だよなー!ほんっと意地悪なんだから!」
なぁ、ドンヘ!と僕が肩を組むと少し驚いていたけど、「ほんとそれだよ?悪趣味!」と言って笑顔を見せてくれた。
ソンミン「今のは違いますー!本気の疑問ですー!」
兄さんが頬を膨らませると、イェソン兄さんが「普通にそこは重要点だよな」と静かに言った。
すると「おつむが足りないのは二人ともか」とブラックコメントで参戦して来たのはキュヒョンではなくリョウクだった。
お前も大概ブラックマンネだよね!と突っこみたい所ではあったが、そんな中で一人静けさを保っているキュヒョンの方が気になった。
静かにキュヒョンに顔を向ける…僕と、それから皆。
キュヒョンは片側の口端をピクリとさせて・・・
「・・・ないですけど!」
大きく目を見開く様にして声を張り上げる。
リョウク「なーんだ。結局はキュヒョンもおつむが足りてないんじゃない」
キュヒョンは少しムッとした様だったけど、反論は出来なかったみたい。
口の達者なキュヒョンを言い負かす事が出来たリョウクは、日頃の恨みを晴らせたかの様に満悦そうな笑みを浮かべている。
おめでとうリョウク。ただ少し恐ろしく感じるのは何故だ…。
ドンヘ「てかマジじゃん!人の事バカにしといて!早く催促の連絡入れろよ!」
なぁ、ウニョク!と、ドンヘがいつもの笑顔を見せてくれるから嬉しくなる。
ウニョク「そうだそうだー!お前が一番バカだー!」
僕はドンヘと同じ想いを共有しながら、リョウクとは違ってすごーく軽めに参戦した。
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モジョ(プロフ) - かのかさん» >かのかオンニ☆ ドンヘにやって貰っちゃいました!キュヒョンとはどうしようかって…まだ少し悩み中です(^▽^;) いつでも行き当たりばったりです(笑) だから長くなるのかも!話が終わった時、面白かったよと言って貰えるように頑張ります! (2013年8月11日 1時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - 27巻目!!!!そんな長い話し読んだのガラスの仮面以来やわ!名作の域だね!!!!(^^)d (2013年8月7日 22時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うぉーー!!!!どんへ。やりおったな?さぁぁきキュヒョンはどう出る?楽しみ~~♪♪♪ (2013年8月7日 22時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - かのかさん» >かのかオンニ☆ 本当は毎日更新したいくらいなんですけどね…。なかなか(^^;) 多分この一章で小説一冊分くらいの文字数なんですよ。ということはこの話27巻目って事なんです。本気でやばい(;°Д°) 何でこんなに長くなっちゃったんだろう…。フフフ…アハハ…(笑) (2013年7月31日 22時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - パーティーは楽し♪♪♪最近いっぱい更新してるやーん!進んでる進んでる、大丈V!!!! (2013年7月28日 7時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モジョ | 作成日時:2013年7月1日 23時