【実況者】顔を隠したその少女。

橙色の手紙。 ページ24

NO side

あまりの状況に頭が回っていない橙色の幹部は
机の上に置かれている封筒と、懐中時計を手に取る。

cn「､､､これ」

封筒の中には手紙。
ベットに座り、手紙を読み始める。

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チーノ幹部補佐様へ

この手紙を読んでいる頃には、

貴方様の嫌っている無能は軍を辞めています。

もう２度と貴方様の目の前に現れる事はないでしょう。

次の居場所は此処よりも居心地が良く、

この国に戻っては来ないでしょう。

探したって無駄ですよ。

私はこの国に帰ってくる気はありません。

迷惑がかかってしまうので見つけたところで此方に来ないでくださいね。

私の事を嫌っているこの国の幹部様方はそんな事しないですかね。

昔、貴方様が幹部補佐になったばかりの頃

良くミスをしていたのを覚えています。

何度トントン様に怒られたことか。

コネシマ様に麺つゆを渡すのは控えましょう。

貴方様が思っているよりも、貴方様はこの軍の重要な人材です。

猫を被らず、素直に皆様と関わってみてください。

きっと無能が居なくなって幹部の席に空席ができますね。

そこには貴方様が入る事になるでしょう。

といってもやることはほとんど変わらないですけど

頑張ってください

懐中時計は、餞別だと思ってくださいね。

A

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手紙を読んだ橙色の幹部は、大粒の涙で手紙が濡れないように

枕に顔を沈めた。

cn「何でやねん､､､」

静かに顔を枕に押しつけながら眠りについた。

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作者から

ネタ切れ感が､､､

後半になって行くに連れて文が短く､､､

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