【実況者】顔を隠したその少女。

薄水色の手紙。 ページ22

NO side

医務室のドアを乱暴に開けた薄水色の幹部は机の上に置いてある封筒と、医療BOXを手に取る。

sp「医療BOX､､､？」

封筒の中には手紙。
雑面をずらし、手紙を読み始める。

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しんぺい神幹部様へ

昔はよく怪我をして医務室にお世話になりましたね。

無能の怪我の手当なんて面倒くさかったですよね。

もう、迷惑をかけないので安心してください。

無能はもう、貴方様の前には現れません。

出て行って欲しいと思っていた無能は勝手にいなくなるので安心してください。

なんて、無能がどうなろうが興味ないですよね

今後、幹部様の治療に専念できますね。

幹部様方の内ゲバの説教だったり、トントン様を寝かせてあげたり

多忙だとは思いますがどうか、無理だけはしないように。

ロボロ様を追い回すのもやめてあげましょう。

息抜きも大事ですが、ロボロ様は気が気でないと思うので､､､

戦争の時、陰から支えている貴方様は苦労も多いでしょう。

自分一人で抱え込まず、周りに頼ってみるのも大切です。

昔頂いた、医療BOXはお返しいたします。

まだ包帯等は残っていますので、戦争の時などでご活用ください。

A

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sp「無能は､､､俺だ､､､ごめんね､､､ごめんね､､､」

職務放棄したことを悔やみ、医療BOXを抱いて、涙を流した。

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