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怪盗少女は自由人.2 ページ12

『ひゃっはーーーーー!!!たっのしいーーー!!!!』

はたから見れば殺人鬼のような恐ろしく愉快な表情を浮かべながらポライトルーは脅威の捕獲箱4個持ちという離れ業をキメていた。

『えへっえへへ…たぁのしいね?』

今にも通報されそうな勢いだ。周りの人から若干…いやかなり避けられているが彼女は一向に気づく気配がない。


「お前ッ、恥を晒すなよマジで!!」
『?』

どこからか声が聞こえた。ポライトルーが声の方向へ振り向いた瞬間、視界いっぱいに地面が飛び込んでくる。

『あっナルシストルー!』

ナルシストルーはいち早く人目を避けたいのかポライトルーを肩に担いで屋根の上まで飛び上がった。

「マジでお前さぁ…俺様に恥をかかせたいのか?」

ナルシストルーは小さな子供に言い聞かせるようにポライトルーに目線をわざわざ合わせる。

『私一人でこんなにレシピッピ捕まえれるんだよって見せたかったんだけど…』
「もっとさぁそんなさぁ…不審者みたいなことはするなって…」

何一つピンときていないポライトルーを見てナルシストルーは大きくため息をついた。

「そんないっぱいレシピッピ捕まえたんなら俺様が代わりにゴーダッツ様に献上してやるよ」
『本当?ありがとー!別に手柄は横取りしても全然大丈夫だよ!』

ポライトルーは満面の笑みを浮かべる。
意味がわからない言動ばかりする癖に時々勘が鋭いのが癪に障るのかナルシストルーは顔を顰めてポライトルーから捕獲箱を受け取った。

『もうちょっとこの辺りで粘ってみるから期待しててね〜!』

ポライトルーに背中を向けて去ろうとするナルシストルーに手を振りながら叫ぶ。

「あっと…言い忘れていたがあんまり目立ちすぎるとプリキュアの保護者ヅラしたヤツ…ローズマリーだっけな?アイツが来るぞ」

ポライトルーは首を傾げる。

『ああ!ちょっと前に二人で女子会した人ね』
「いつの間に何やってんだ」

ナルシストルーの鋭いツッコミを華麗に無視し、ポライトルーはなるほど、と手を叩く。

『大丈夫、心配しなくても私がきっちりトドメを刺してあげる』

ニコリと不敵に笑ったポライトルーは今度こそナルシストルーに手を振った。

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Lynn - ラピスさん» おぉ、フィナーレ戦まで行きましたね。この調子でブンドル団である夢主(自分)をさらに強めにして下さい。後、この小説も作者さんの事も大好きです。 (12月18日 16時) (レス) id: b7c4ae609e (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - ラピスさん» では、無理ない程度新しくストーリー更新お願いします。このシリーズハマりましたよ!もう設定も、そのまま固定で大丈夫です。 (9月19日 9時) (レス) id: b7c4ae609e (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - ラピスさん» なら、そのままで大丈夫です。CV追加まで頼んだ自分が申し訳なかったです。 (9月10日 9時) (レス) id: b7c4ae609e (このIDを非表示/違反報告)
ラピス(プロフ) - Lynnさん» すみません、自分声優には詳しくなくて…CVは決めれないんです。申し訳ありません…。 (9月9日 22時) (レス) id: 5ef9e0ac96 (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - ラピスさん» いえいえ、見てる自分も嬉しい限りなんでね。あ…プロフィールのとこに、CVつけて下さい。CV決まったら載せるのをお願いします。 (9月9日 14時) (レス) id: b7c4ae609e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラピス | 作成日時:2023年4月2日 17時

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