4.お仕事開始 ページ5
「トンパさん、情けないよ」
土下座もそうだが、下剤入りジュースで受験者(ライバル)を減らすというのもだし、35回受験しているのに未だにハンターになれないのもだ
ツンツンくん「顔を上げなよ、トンパさん。オレ達に何かあったわけじゃないから土下座なんかする必要ないよ!」
ツンツン君が無邪気に言った。
トンパさんの方を見ると「抜き足、さし足、忍び足……」と言いながら逃げようとしていた。
ボクはトンパさんと手に持った缶ジュースを交互に見てからこう言った。
「あの、トンパさん。このジュース貰っておきますね。」と。
トンパさんは「あ…ああ。」と情けない返事をし、走って逃げた。
ツンツン君の傍にいる2人の呆れたような視線に耐えられなかったらしい。
?「お前は馬鹿か?そのジュース味が変なんだぞ!」
初対面のグラサンスーツに何故か怒鳴られた。
「え、でも何かに役立つかもしれないよ?」
演技って大変……
「古くなってるんだよ、そのジュース。お姉さんそれ飲むの?」とツンツン君も口を挟んできた。
最後に金髪の美形さんにも「古くなってるジュースを貰っても無意味じゃないか」と言われてしまった。
「古くなったジュースにも使い道はあるんだよ」
これは実験済み
ミル兄で
ツンツンくん「どんな?」
「それは試験中に見せてあげる、実際に。」とボクは宣言した
すると、グラサンスーツが「自信たっぷりみてーだけどよ、見せられなかったらどうすんだ?」と言った
挑発?煽り?
多分そのどちらかだが、ボクにとってはどうでもよかった
相手が格下だからこちらには影響は及ばない
ボクは「それはボクに運がなかったってことで。」
グラサンスーツ「それはどうもしないってことだよな?」
「ええ、この賭けはボクに無意味だもの。」
グラサンスーツ「無意味だとー?!?!」
グラサンスーツのおっさんキレタ
美形「やめろ、レオリオ。女相手にみっともない。」
ツンツンくん「やめなよ、レオリオ。」
2人の制止も聞かず、「うがーっ!!!!」と叫ぶグラサンスーツ
目立つの嫌い……
さっきからグラサンスーツが大声を出しているせいで周りにいる受験生から視線を集めている
グラサンスーツ「ああ、もう……見せられなかったらお前、手料理をオレにご馳走しろ!女だからそれくらいできんだろ。」
グラサンスーツは吐き捨てるように言った。
「仕方ない。」とこれ以上目立ちたくなかったから仕方なくOKした。
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ジュリ - マーメンさんじゃなくて、ビーンズさんじゃないですか?ネテロさんの合言葉がステーキじゃなくて焼肉になっとますよ! (2018年8月18日 9時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
∞fuuka∞(プロフ) - とても面白いです。ですが、少し気になった事がありました。ゾルディック家は男兄弟ですよ?カルトもアルカも男の子です (2017年9月6日 22時) (レス) id: acc19c12ac (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - どうして名前変換されないんですか?? (2017年6月9日 23時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
白器(プロフ) - 名前変更出来ませんでした (2017年4月7日 18時) (レス) id: 606a83cb8b (このIDを非表示/違反報告)
あや - 名前変更出来ないです。小説自体は面白いてます!(*^▽^*) (2017年3月27日 16時) (レス) id: 9a05c64937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラピストリア | 作者ホームページ:https://t.co/okCBwdqnMY
作成日時:2017年2月6日 1時