キルアの姉は凄腕の殺し屋"氷結姫"でした。【H×H】

23.スシを作ってください ページ24

受験生は入れ替わり立ち代りやってきて全員メンチさんにスシ成るものを後ろに放られていた

ﾒﾝﾁ「一つも食べられてないんだけど。あたしを餓死させる気？」

……ボクもお腹空いたな

ご飯食べたいから早く終われ

マカロンは食べたけどお腹の足しにはなりませんでした泣

そうそう、審査を受けに来た人の中におにぎりや魚の串焼きを作ってきた人もいたなぁ

あと、名前は出さないけれど2人だけ某料理店のコース料理に出てきそうな料理を作ってきた人がいたよ

ひとりは料理を放られた挙句「老成んなガキンチョ！」と言われ、顔を殴られ

もうひとりは「こーゆーの気持ち悪いのよね」と言われ、顔を殴られていた

そうこうしてるうちにドヤ顔で禿げた受験生がやってきた

「メンチさーん、やっとスシらしいものが出てきそうですよ」

禿げは「これがスシだろ」といい皿をメンチさんの前に置く

「生きてない」

それだけで感動できる……

ﾒﾝﾁ「やっとそれらしいものが出てきたわね」

禿げは「さあ、食ってくれ！」と自信満々

メンチさんが禿げの作ったスシを口に入れた

ﾒﾝﾁ「もぐもぐ……」

禿げ「どうだ？」

ﾒﾝﾁ「美味しくないわね。やり直し」

禿げ「スシってのは酢飯の上に魚切って乗せるだけのお手軽料理じゃねーか！！」

審査結果に納得が行かなかったのか禿げがスシの作り方をでかい声で言った

そんなことしたら審査にならないじゃーん

何してくれちゃってんの？

「どうするんですか？メンチさん」

ﾒﾝﾁ「これは味で審査するしかないわね」

「いいんですか？」

ﾌﾞﾊﾗ「………………………………」

黙ってるってことはダメってことですね

「ちょっとそこの禿げた受験生、お手軽料理って言い方は寿司職人の方々に失礼だぞ」

全国の寿司職人の方々に謝れ！


……ボクの言ったことを聞いていたかどうかは知らないが、禿げた受験生は戻って行った

♪♪♪

禿げた受験生が戻った後、スシの作り方がわかった受験生たちが美味しくなさそうな寿司を持ってメンチさんの前に殺到した

案の定メンチさんにダメ出しされて全部後ろに放られていた


そしてメンチさんは「悪！！お腹いっぱいになっちゃった」と言った

24.今年の試験はどうなるの？→←22.見ていて面白い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す