2.ハンター試験会場 ページ3
「試験会場は…あそこの定食屋さんか。」
ボクことA＝ゾルディックはハンター試験総合試験監視官という役職をするためにザバン市というところに来ている。
「さて、行きますか。」
ボクはそう言って定食屋さんに入った。
料理人「いらっしぇーい！ご注文は？」
「肉の焼けるいい匂いがする……。何食べよう？」
料理人「オススメは日替わり定食です。」
「じゃあ、それでお願い……はっ！しませーんっ！！」
危ない危ない。
ハンター試験のこと忘れていた。
料理人「注文がないならさっさと帰りな。」
「注文あります！ステーキ定食、弱火でじっくり。」
ボクが合言葉を言った時、料理人さんの耳がピクピクと動いた……？気がした……。
料理人「奥の部屋に行きな。」
そう言うと店員さんに案内され、こじんまりとした部屋に入った。
そして、店員さんは「ごゆっくり〜。」と言ってドアを閉めた。
部屋の中心にはテーブルが置かれており、その上で美味しそうな肉がジュージューと焼かれている。
「食べよ。」
そう言ってボクは席につき、「いただきます」と言って肉を食べ始めた。
ウィーン
「この部屋動いてるのか。」
肉に夢中で気づかなかった……
ボクが受けた時は民家から試験会場に行ったなぁ……
そんなことを考えながら食べていたらチーンという音とともに止まった。
「ああ、着いたのか。」
そう言ってボクは部屋のドアを開けた。
そこには……
「誰もいない？！」
ﾏｰﾒﾝ「私がいますよ。」
下を見ると顔そのものが豆な人、マーメンさんがいた。
「ボクより身長低かったから気づかなかった。」
ﾏｰﾒﾝ「今サラっと酷い事言いませんでした？」
ボクはその言葉を無視して「お仕事お疲れ様です。」と言った。
ﾏｰﾒﾝ「まぁ、いいですけど。Aさん、貴方もハンター試験総合監視官の仕事頑張ってください。」
「らじゃ！」
ﾏｰﾒﾝ「はい、プレートです。」
「"無くさないようにつけておいてください"だよね。」
ﾏｰﾒﾝ「はい。」
マーメンさんからプレートを受け取り番号を見る。
「一番？！」
ﾏｰﾒﾝ「はい、一番です。」
「試験まであと何日？」
ﾏｰﾒﾝ「3日です。」
「寝る…。3日経ったら起こして……」
ﾏｰﾒﾝ「わかりました。」
ボクは近くの壁にもたれかかるように座って目を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジュリ - マーメンさんじゃなくて、ビーンズさんじゃないですか？ネテロさんの合言葉がステーキじゃなくて焼肉になっとますよ！ (2018年8月18日 9時) (
レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
∞fuuka∞(プロフ) - とても面白いです。ですが、少し気になった事がありました。ゾルディック家は男兄弟ですよ？カルトもアルカも男の子です (2017年9月6日 22時) (レス) id: acc19c12ac (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - どうして名前変換されないんですか？？ (2017年6月9日 23時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
白器(プロフ) - 名前変更出来ませんでした (2017年4月7日 18時) (レス) id: 606a83cb8b (このIDを非表示/違反報告)
あや - 名前変更出来ないです。小説自体は面白いてます！(*^▽^*) (2017年3月27日 16時) (レス) id: 9a05c64937 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラピストリア | 作者ホームページ：https://t.co/okCBwdqnMY
作成日時：2017年2月6日 1時
