恋愛初心者と不器用な恋・特別編４

頭洗いあっこ ページ28

今入ったばっかやのにーもうちょっと浸かっときたかったのにー…(泣)



ｻﾞｰｯ…



HC『ほら、A。俺の頭洗って』

A『うん…。てかあっち向いてや。やりづらい』


シャワーのお湯を出せば早速ヒチョルさんの頭を洗ってあげることに

向かい合ってじゃヒチョルさんの視線が…

しかもやりづらいっていう


HC『体洗う時は向かい合うのに』

A『ええやんか。お願い』

HC『んー』


シャンプーを出して頭を洗ってあげとるんやけど髪を乾かしてあげた時も思ったけど、ほんまに髪が柔らかい

今まで染めたり脱色したりしてきたのにいつも高級なシャンプーやトリートメント使っとるからダメージがあっても補強出来とるんかなって思う


A『痛かったら言うて』

HC『んー。大丈夫ー』


まさかうちがヒチョルさんの髪や体を洗ってあげる日がくるなんて思ってもみなかった

その逆のうちの髪や体も洗ってもらえることも

ヒチョルさんと出逢う前からずっと付き合ってからもこんなことしたことなかったのに…


A『…』

HC『なぁ、Aー』

A『んー？』

HC『こんなこと初めてだよなー。お前に洗ってもらえるの』

A『そうやねー。結婚してから初めてやねー』

HC『うん…』

A『…』


会話が途切れるもちゃんと丁寧に洗ってあげる


ーーーーーーーーーー


HC『…』


やっぱりAの指使いが心地よくて気持ちいい

髪乾かしてくれてる時もそうだったの思い出した


A『次トリートメントするから』

HC『うん。それやったら俺がAの頭洗うわ』

A『うん』



…。



A『トリートメント終わったで』

HC『んー』



ｻﾞｰｯ…



A『…』

HC『なんでそっち向くの？(笑)』

A『そりゃー目のやり場が…』

HC『くくくくくっ(笑)』


Aが俺に背中を向けたのは向かい合ってだと下向いた時に俺のジュニアを見てしまうからだろう(笑)



ｻﾞｰｯ…



A『…』

HC『髪こんな長かったっけ？』

A『髪の量が多いからかもしれん』

HC『あー』


Aの今の髪型は俺が好きな髪型

それで洗ってやるとすごい泡立つしボリュームがあるなって思った


ーーーーーーーーーー


A『…』


やばいー。今頭皮にキムヒチョルの指先感じとるー

あの綺麗な指がうちの頭を洗っとるー

気持ちいい…ヘッドスパみたい←



ｻﾞｰｯ…ﾊﾞｼｬｯ!



A『うわっ！…顔にシャワーかけんな！』

HC『ごめんごめん(笑)。前髪流すつもりが顔にかかった(笑)』

A『もう…』

HC『次トリートメントな(笑)』


笑うな！

※微R18 体洗いあっこ→←一緒にお風呂５

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