恋愛初心者と不器用な恋４

夜更かし２ ページ43

HC『お前さっきとテンション違うぞ』

A『だってあのハン様やで！？ヒチョルさんの旦那(？)にうちを紹介とかもう夢のまた夢が叶うようなもんやで！』

HC『分かったから落ち着け』

A『ヒチョルさん、是非ともハン様との2ショの写真をリアルタイムで送ってきてくださいね！絶対ですよ！では！』

HC『待てコラ！』

A『なんすか』

HC『うーわ。テンション下がってるし』

A『用件済んだやろ？うちは今から…あ。フフフッ…♪』


足が当たって一時停止にしてた画面が再生した

そのせいで大好きな俳優の顔がアップになって最高にニヤける←


HC『ヤー、A…』

A『何？♪』

HC『お前俺が知らないとこで好きな俳優見てんだろ』

A『見てないです♪』


テレビに集中出来んからまた一時停止にする


なんやかんやうちは結局ヒチョルさんに弱いんか


HC『ニヤけてる時の声だぞ』

A『どんな声ですか』

HC『すっげー気持ち悪い声』

A『おやすみ』


ハッキリ言うてヒチョルさんに言われたくない


HC『ヤー！待て！切るな！』

A『ヒチョルさん、明日中国やろ？寝不足なりますよ。もう寝ましょうよ。また目の下のクマやばくなりますよ、ほんまに』

HC『今に始まったことじゃねーだろ。電話終わったらすぐ寝る』


あー言えばこう言う…


A『じゃうちもう寝ます』

HC『寝ないくせに』

A『寝るもん』

HC『嘘つけ』

A『あーうちの夜更かしタイムがー(泣)』

HC『もうちょっと付き合え』

A『えー』

HC『彼氏と電話だぞ。喜べよ』

A『今日はお1人様気分なんです。さーせん』

HC『あーそうかよ』

A『あ、拗ねた。拗ねチョル←』

HC『拗ねてねーよ』


なんやこのおっさん！可愛いな！萌えるぞ！←


ーーーーーーーーーー


A『うち拗ねチョル好きですよ。おっさんやのに可愛いし』

HC『おっさんて言うな』

A「アジョs『あ？』ミアネヨー」

HC『フッ…(笑)』


なんだかんだAは電話は切らない


ハンギョンに紹介したことを伝え終わった後も電話切るフリをしてテレビより俺を優先してくれてる


こうやって電話してるだけで落ち着けるんだ


だからまだ切りたくないっつーか


こんなくだらねー会話でも居心地がいい






それから数分後。


A『ふぁー…電話してたら眠くなってきた…』

HC『これ切ったらほんとに寝ろよ？』

A『ヒチョルさんこそ(笑)』

HC『分かってる』

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