恋愛初心者と不器用な恋４

夜な夜な女子トーク２ (ほぼ会話のみ) ページ38

『え、誰？SMの人？』

A『うん』

『マジで？で、誰？』

A『皆の彼氏』

『皆の彼氏…え！！！嘘っ！！？いつ知り合ったの！？』

A『最初にヒチョルさん家行った時にウネが現れて』

『あーなるほど』

A『で、この前の渡韓でマビの近くで再会したんやけど、もしうちがヒチョルさんと出逢ってなかったらドンヘさんと付き合ってたかなって話で、それは分からないしうちより素敵な人がおるからって、言い方おかしいけど、フッた』

『あー…』

A『めっちゃ罪悪感あるし皆の彼氏をフッた自分に腹立つし何よりもヒチョルさんに言えへん』

『これは言えないわ。あのプライドが高い宇宙大スターに弟が同じ人を好きなったなんて知ったらきっとめんどくさいに違いない』

A『やろ？これ聞いてほしかったんよ、ありがとう！』

『大丈夫だよ！こんなこと誰にも言えないから。それにしてもやっぱりモテ期だねー』

A『どうせなら男性不信なる前に来てほしかったわ』

『まぁまぁ(笑)。でも今本命いるんだからいいじゃん！男性不信も治ってきたんでしょ？』

A『まぁね。完治までもうちょっとなんやけどね』

『Aちゃんなら大丈夫だから。ヒチョルさんのおかげで以前より前向きになれたんだし』

A『そうやんね。うん、ありがとう』

『うん！…あ、もうこんな時間だ』

A『そろそろ寝んと』

『そうそう。もう寝よ』

A『うん。おやすみー』

『おやすみー』



電話ではいつもうちの話ばっか聞いてくれるから韓国行った時にはジェホちゃんの話いっぱい聞いてやらんとね


渡韓を楽しみに仕事頑張ろ！


行きたくないけど！←


おやすみー！






翌日。


A『おはようございます！』

『おはよう』

『おはようございます』

A『おはようございます！』



よっしゃ！ジェホちゃんとヒチョルさんに会う為に頑張ろ！

働きたくないけど！←

頑張る！







『Aさん、表情が柔らかくなったねー』

『そうですか？クールな感じに見えますけど…』

『君がここに入る前はもっとクールな感じで男性従業員とはあんまり目を合わそうとしなかったんだよ。でもここ半年の間にどんどん表情が優しくなってるね。最近じゃ笑顔も増えたようだし』

『そうなんですか…』

『彼女はどんどん成長していってるってことだね。君も頑張りなさい！』

『はい…』

『それにしても何が彼女を変えたんだ？月に1度韓国に行ってるからか？』

『…』

後輩君に改めて→←夜な夜な女子トーク (ほぼ会話のみ)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す