来る者拒まず、去る者追わず ページ34
翌日。
HC『じゃ、気つけて帰れよ』
A『うん。ありがと。ヒチョルさんもELFの為に頑張ってや』
HC『ん。またカトクする』
A『了解。アンニョン』
HC「アンニョン」
ｶﾞﾁｬ、ﾊﾟﾀﾝ…
HC「…」
「｢…？｣」
今日は俺がAを見送り出した
ほんとは俺がAを空港まで送ってやりたかったけど、そこは俺らも大人だからここで見送った
今日は昼から仕事だ
Aが空港に着く頃、こっちにはマネージャーが迎えに来る
そして昨日の今日、また新しいスケジュールが入るから事務所に行かなくてはならない
HC「これから、か…」
俺はこの仕事が好きだ
好きなことが出来て、花びらがいて、ELFがいて、周りに支えてもらって、今の自分がいる
それだけ自分は満たされてる
彼女のAは元々ELFだから自ら俺が嫌うような言葉を言わない
“私とペン達どっちを選ぶの？”
そう言ってくる女は嫌いだ
ペンに決まってるだろ。10年以上の付き合いを裏切りたくない
だけどAは今までの彼女とは違うから、ELFだから決して言わないんだ
いつも控えめでELF想いだから
HC「慣れない恋愛ってこんな難しいのか…」
「｢…｣」
HC「お前らには分からないか(笑)」
今までと違う彼女だから大事にしたくて、失いたくなくて…
俺の愛がAを縛り付けてるならそれでもいいとさえ思えて帰したくなる
俺も熟々重い男だ(笑)
だけど、ELFが何よりも大事だから、まだ結婚は…
この歳なると考え方も若い頃と違って冷静に見るようになるし
離れていくペンも結婚とか冷めたりとかで去っていく
俺にはその人達を止める権利などはない
ただ、その人達が俺より大切な人がいるなら、それでいい。大切にして幸せであれば
でも、俺のことは忘れないでほしい…なんてな(笑)
だから俺は今いる全てのペンに優しくしたいし大事にしていきたい
だから俺はペンまで傷つける奴、許せねーよ
俺にとって大切なものは数え切れねーから
AもELFもメンバーも傷つけるなら俺黙ってらんねー
〜♪
HC「お前らは大人しく留守番してろよ？」
「｢…｣」
ヒボムとチェリーに一言告げて、マネージャーの待つバンに乗って事務所に向かった
「一旦事務所行くぞ。スケジュール入ったから調整だ」
HC「分かってる」
「お前も覚悟出来てるな？」
HC「おー」
「Aさん、悲しまないといいな」
HC「あいつは理解あるから…」
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まさ(プロフ) - りえさん» ありがとうございます(^-^)ヒチョルとヒロインは愛は深まってますよー！しかし、現実は甘くないとこに2人は立ち向かってますので引き続き見守って頂けたら幸いです(●´ω`●) (2016年7月16日 14時) (
レス) id: 10cb8bc632 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - すてきな言葉をヒチョさんからいただけました〜！信じていいんだよね？私・・・すっかりはまってしまってます(笑) (2016年7月16日 9時) (レス) id: 3c41713afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まさ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年7月7日 2時
