帰国からの家族戦争 ページ46
やっぱりヒチョルさんはなんでも見透けてしまう
あの鋭い目が心の中まで読み取られそうになるからたまに怖くなるんや
でも言えるわけがない
手が震えて、こっちから抱きしめることも手を繋ぐことも出来ないなんて
抱きしめ返すことや手を握り返したり受け身のことは出来るのに…
こんな自分嫌いや。ほんまヒチョルさんに申し訳ない
せやったら別れろってか？無理やて。好きやもん…嫌いにならない限りは自分から別れを告げられない。勇気さえない
A『出逢った頃よりあんなに優しい人なんて思わなんだ…』
もっと自分勝手な人かと←
あ。年の功かな←
A『あーうちもいい歳やのにーってヒチョルさんより年下やけど。はぁー…。帰ろ』
戸締りはちゃんとしたし、合い鍵も荷物もちゃんと持ったし
A『ヒボムー、チェリーちゃーん、うち日本に帰るからねー。またねー』
「｢…ニャー…｣」
A『ありがと(笑)』
ヒボムとチェリーちゃんには挨拶したし
キャップを深く被って部屋を出た
ﾊﾞﾀﾝ…
A『…』
ありがとうね、2匹とも
駅から顔馴染みのある国際タクシーを呼んで空港に向かって日本に帰った
帰国後。
A『ただいまー！』
『おかえりー！ってあんた目腫れとるで』
『ブサイクなっとるやんけ』
A『ちょっとお兄ちゃん黙れ』
ｹﾞｼｯ！
『いてーなー！』
帰宅は無事にしたものの、また兄が余計なことを言うから蹴ったった←
『あんたが余計なこと言うからや！』
ﾊﾞｼｯ！
『いてーやないけー！』
A『ブフォッ！叩かれてやんの(笑)』
『あんたはすぐ蹴らないの！』
ﾊﾞｼｯ！
A『痛いやんかー！』
『アホや、叩かれとる(笑)』
A『うっせー！もっぺん蹴ったろかー！』
『やめー！2人とも！歳がいもなく！』
『『…』』
おかんキレたらめっちゃ怖いからこの変で辞めといたるわ←
A『はい、お土産！』
『毎回毎回お土産ええのにー。お父さんとこにも供えときよー』
A『分かっとる』
一旦、お父さんの仏壇にお土産供えて頭下げて帰国を報告してキャリーの荷物を片付けながら話すのはいつもの恒例
A『なぁ、お母さん聞いて』
『うん、何があったん？』
A『ヒチョルさん家無駄に広くて赤い←』
『うん、知っとる← それで何があったん？料理は無事に出来たんか？』
A『まぁ料理と家事はなんとかクリアしたわ』
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まさ(プロフ) - まゆまゆさん» 返事遅れてすみません^^;コメントありがとうございます！現在3ページ目ですがトラブルありながらも2人の距離をもっと縮めるように頑張っていきますね(^^) (2016年7月9日 21時) (
レス) id: 10cb8bc632 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 私も「U」の黒髪ヒチョルの色気ににヤられたのでヒロインちゃんの気持ちわかります。せっかくのゆったり流れる時間を堪能できるとこなのに、ウネですね全く。ヒチョル達の距離がもっと深まるようにいい仕事してね。 (2016年6月30日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
まさ(プロフ) - りえさん» コメントありがとうございます(^^)楽しんで頂けて光栄です！作者も恋愛初心者ながら書いておりますが作者が関西弁を使う以上ラブコメものにしました(^^)この物語の主役2人は遠距離恋愛なので日本と韓国行ったり来たり忙しいですが2人を見守って頂けたら幸いです(*^^*) (2016年6月27日 17時) (レス) id: 10cb8bc632 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 関西弁でのやり取りがテンポよくって楽しく読ませていただいています。これからの展開が超楽しみ(*^^)v恋愛初心者の私なのでゆっくり目でおねがいしま〜す（笑） (2016年6月25日 23時) (レス) id: d87cc7c2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まさ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年6月25日 15時
