笑いたかった。【青城】

48　夜道 ページ2

一時半


『ふわぁ…』

欠伸をしながら失礼します。
Aです。


つか暗いよ。
白布と会った時も話したけど街灯少ない。



そんなことを思いながらもイヤホンで音楽を聞きながら歩いていたわけですよ。



ﾄﾝｯ

『!?…なんだ…国見？』

夜道で後ろから肩叩くんじゃないよ。
怖いわ。

「ふぁ…おはようございます」

おはようて時間ちゃうやろ。

『おはよ…』

言いません。思っていても。


国見が来たからイヤホンをしまってジャージのポッケに入れた。

「ねぇせんぱい」
『ん〜？』

前を見ながら尋ねてくる。

「先輩の体が









痣だらけなのって何でですか」


『…は？』


待って、何で。

「和泉先生から、聞いて」



あんのクソ教師…!!

『ん…




誰にも言うなよ？』






学校につくまで、僕は国見に昔話をした。

49　お約束→←挨拶と設定。新キャラあり。

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