元・家庭教師と彼女の激甘逃走劇【茅ヶ崎至】 (ページ15)

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６０話元・家庭教師と優越感ページ15

至｢よし。
次はここに泊まるから｣

！！

『なっ、なんですかこのでっかいホテル！』

至さんは得意げな顔

至｢実はこのホテルの支配人さ、前に飲み会にいた
男の父親なんだよね｣

『あの人、お坊ちゃんだったんですね…』

そして至さんはチケットを取り出す。

至｢それでこの割引券貰ったw｣

『すごいですね！』

持つべきものはお友達！

至｢はは、Aも遠慮なくなってきたな｣

『え、あ、すみません』

至｢いいよ。
Aの成長が嬉しいし｣

そう言って笑う。

ホテルに入って至さんがフロントで受付をしてもらう

客１｢ね、あの人めっちゃイケメンじゃない？｣

客２｢うわー、彼女と来てんじゃない？｣

そのタイミングで至さんが私のところに来る。

客１｢妹じゃない？
年離れすぎてるでしょ｣

客２｢確かにあの子、どう見ても制服だし…｣

うう。

あ、でもほかの人に至さんがロリコン扱いされないならいいかも

『！！』

至さんがあっさり私の手を繋ぐ

『ろ、ロリコンって言われちゃいますよ！』

慌てる私に至さんはサラッと

至｢Aが妹って思われる方が嫌だから｣

って言う。

これにはお客さんも

客２｢やっぱカレカノじゃん！｣

客１｢確かにね…｣

静かになりました。

ふふ、別に至さんの顔を好きになったわけじゃないけどなんか優越感、かも。