Episode 3-4 ページ4
「……ほんま、おあついな。」
「え？ ロボロ………もしかしてああいうのをお望み？ ロボロが望むなら俺はいつだってロボロにこの身を捧げるよ？ さぁ、俺にケツを向けて。」
「それじゃあ、捧げてるのは俺やないか。どつきまわすぞ。」
しんぺい神の顔面を押しのけながら、ロボロは再び私を視界に入れた。
「んで？ 他に知りたいことは？」
『えーっと……そうだなぁ。憤怒とか嫉妬みたいに、他にも二つ名のつく悪魔はいるの？』
「おるで。全部で7つや。憤怒、嫉妬、傲慢、怠惰、暴食、色欲、強欲やな。」
『おぉ、ドンピシャ七つの大罪じゃん。』
「七つの大罪……っちゅーのは初めて聞いたけどあながち間違っとらん。俺ら悪魔は、人間を陥れ堕ちた存在を言うから。大罪人言われても仕方あらへん。」
『うあぁ……違う。違うよ？ ロボロたちを責めてるわけじゃないし、大罪とか思ってないから。』
七つの大罪っていうのは、一つの伝説というか、こんな感情に溺れたらいかんよーっていう私の故郷での言い伝えというか………。
ごもごもと眉を下げてそう説明する。
しまった、またやっちまった。
何も考えず、無神経な発言を繰り返してしまっている自分に、自分で呆れ返る。
「んふっ、分かっとるで。………一般的には、七つの悪魔って呼ばれとる。七つの悪魔以外にも悪魔は存在するんやけど、特に凶悪で力の強い象徴として、二つ名が付いてるだけや。」
『凶悪………。』
ロボロとトントンを交互に見て、私は訝しげに眉を潜めた。
そうは見えないけど……。
「ご主人、顔に出とる。」
『まじか。』
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miyaana(プロフ) - 初めまして、今日この作品を発見して一気読みしてしまいました！面白すぎます...。続編も楽しみに待ってます！頑張ってください (12月11日 20時) (
レス) @page40 id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - 砂糖里さん» ワクワクしてくれるなんて嬉しすぎます...！！これからも少しずつ更新していくので、どうぞよろしくお願いします...！ (9月4日 23時) (レス) id: 2ab0d8c443 (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - 裂けないパ◯コさん» あんばばばっ....嬉しいお言葉....頑張ります頑張ります...これからもこの作品をよろしくお願いします！！！ (9月4日 23時) (レス) id: 2ab0d8c443 (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - 碧さん» 返信遅くなり申し訳ないです...！！待ってくれている人がいてくれるだけで嬉しいッ、、これからも頑張ります...！ (9月4日 23時) (レス) id: 2ab0d8c443 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖里(プロフ) - 更新お待ちしておりました…！とってもワクワクする展開で続きが気になってしまいます！作者様のペースで頑張って下さい(*´꒳`*) (8月22日 7時) (レス) id: bc73dba8c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランス | 作成日時：2022年2月10日 20時
