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紡「...IDOLiSH7の...振付師になってください！！」
A「...は？」
そう言って、目の前で頭を深く下げる彼女
私はまさに豆鉄砲を食らったような顔をしている
A「ちょっと理解が追いつかないんだけど...とりあえず上がりなよ。」
紡を中に招き入れ、お茶を出す
その間、言われた言葉を頭の中で何度もループさせる
しかし、その言葉に現実味を帯びなく、むしろ頭を余計に混乱させるだけであった
A「...で、詳しく話を聞こうか。」
紡「IDOLiSH7の振り付けの先生が妊娠して辞めるから後任を探してるのよ！」
A「...はぁ...だからってなんで私？他にもいるでしょ...」
紡「それが...全てお断りされて...Aちゃんmiraculousの振り付け担当でしょ！だから...」
そこまで聞いて、私はもう一度ため息をつく
もちろん悪い話ではない
IDOLiSH7を身近で支えられるのは嬉しい
だが...
A「残念だけど、お断りするわ。」
紡「ど、どうして！！だって、Aちゃんなら...！」
A「私なんかよりプロに任せた方がいい。あの子達はいずれ頂点に立つ。私には役不足。」
紡「そんな...」
A「...ごめんなさい。けど、私みたいな半端があの子達の前に立つなんて、今の私にはとても......」
ついには俯き、口ごもってしまう
これが一番最善なんだ
いくら私が振り付けが出来るとしても、芸能界で通用するものではない
ネットで人気だからと言っても、そんなの一時の時代の風潮みたいなもの
紡「どうしても...ダメなの...？」
A「......ごめんなさい。」
紡「...そっか。いきなり無理言ってごめんね。」
A「相談とかならのるからさ！また、何時でも言って！」
紡「ありがとう...。私帰るね。まだ仕事が残ってて。」
A「うん。頑張って！またラビチャする！」
玄関まで見送り、パタンと閉じるドアを何時までも眺めていた
これでいいのだ...これで...
後悔がないと言えば嘘になる...かな？
例えば...イケメンに囲まれて生活する野望が打ち砕かれた...とか？
リビングに戻りソファにダイブする
A「あはは...ちょっと...惜しいことしたかな...」
私の実力を試す絶好の機会でもあったかもしれないのにね...
そっと目を閉じ、そのまま眠りについた
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Lamp(プロフ) - 鬼灯さん» ありがとうございます！！あまり見かけないですよね！みんなと設定が被らないように夢主ちゃんを作ってたらこうなりました(笑) (2019年5月8日 18時) (
レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 歌い手の夢主ちゃんはありそうなのにない設定で良かったです！楽しく読ませていただいてます！ (2019年5月8日 18時) (レス) id: 2b3ae8e29b (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» だったら自然に撮影についていけちゃいますね！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - あー…助手…ですか…ありかもですね！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: e6566308c9 (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» 撮影に着いていく理由...紡ちゃんのお手伝い...？助手的な... (2019年2月7日 22時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lamp | 作成日時：2019年1月14日 1時
