2 ページ3
目を覚ましたのは朝の10時
こんなの平日に遅くまで寝ていられるのも卒業生の特権である
父も母も仕事に行き、弟は学校だ
故にこの家には私一人
しかし1人だからこそ、家の仕事をしなければならない
ダイニングテーブルには、母の書き置きのメモが置いてある
今日のやることリストだ
軽く朝食をとり、掃除と洗濯に取り掛かる
掃除はいいが、洗濯物の冷たさは冬の寒さには厳しい
それに冬は洗濯物が乾かないから困るよ
洗濯物相手に文句を言いながら
テレビに目を向ける
先程から付けっぱなしのテレビには
今をときめくRe:valeの百さんの姿が映る
百さんの姿を見た私は、洗濯物を放り投げテレビにくいつく
A「ひゃーっ!!かっこいい!イケメン!!」
テレビ向かって黄色い悲鳴を上げる
傍から見たら完全変な人だ
何を隠そう私はRe:valeの大ファン
CDやDVD、各種グッズ、その他もろもろ集めに集めてるくらいだ
テレビに向かって拝んでいると丁度いいタイミングて電話がかかってくる
相手は母親からだ
A「もぅ!いい所なのに!...もしもし?」
母『もしもし、あーよかった!起きてた!』
A「起きてますよー。んで、なに?」
母『ちょっと配達手伝ってくれない?今日立て込んでるのよ。』
A「えぇ〜...。」
外は太陽が出ているとはいえ、1月の下旬
風も吹いているし、絶対寒いに違いない
行く気なんか起こるはずもなく、不満げな声を発する
母『どうせ暇でしょ?ね、お願い!』
A「ちぇ〜...わかった。仕方ないからいくわ。」
母『ありがとう!助かるわ!』
電話を切り、いそいそと外に出る準備を始める
弁当屋まで徒歩5分程だが、防寒はしっかりして行かないと風邪ひくしね
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lamp(プロフ) - 鬼灯さん» ありがとうございます!!あまり見かけないですよね!みんなと設定が被らないように夢主ちゃんを作ってたらこうなりました(笑) (2019年5月8日 18時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 歌い手の夢主ちゃんはありそうなのにない設定で良かったです!楽しく読ませていただいてます! (2019年5月8日 18時) (レス) id: 2b3ae8e29b (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» だったら自然に撮影についていけちゃいますね! (2019年2月9日 14時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - あー…助手…ですか…ありかもですね! (2019年2月9日 14時) (レス) id: e6566308c9 (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» 撮影に着いていく理由...紡ちゃんのお手伝い...?助手的な... (2019年2月7日 22時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Lamp | 作成日時:2019年1月14日 1時