さん ページ5
そんな対応に疲れ、心を落ち着かせるために、屋上へ向かった。
ｶﾞﾁｬ
ドアを開けると心地のいい風に、満天の青空、すごく気持ちがいい。
やっぱりどこでも屋上は落ち着くな。
あんなこと屋上じゃされないしね。
昔の事を思い出すと体が自然とカタカタと震えだし、息があがって、涙が出てきた。
『ﾊｧｯ…!!ﾊｧｯ…!!うっｸﾞｽﾞッ ﾊｧﾊｧﾊｧ』
自分の体を自分で抱き、うずくまっていると、ドアのおとがｶﾞﾁｬとして、誰かが入ってきた。
俺はﾋﾞｸｯと肩を震わせた。
あいつらが俺に…また…あんなことを…
しに…きたのか…？
ドアの方を向くと、先ほど生徒会室にいた赤いマフラーをした長身の男性が立っていた。
その人は涙をながし、震えながらうずくまっている俺を見ると、ひどく驚いたようで、おろおろしながらも、俺に話しかけてくれた
??｢あの…大丈夫ですか？先ほどはうちのものが失礼しました。僕、生徒会の副会長をやらさしてもろてます、トントン言います。…とりあえず…たてますか？｣
言い終わるとトントン先輩は俺に手をさしのべてくれた。
『すみません…立てそうにないです…』
俺は差し出された手はとらず、ただ、したを向いて答えてしまった。
tn｢そうですね。…さっきあんなことがあったんですから。すみませんでした。とりあえず、これ、落ち着くまで待ちますよ。｣
トントン先輩はそういうと、しゃがみこんで、俺に目線をあわせて、俺の目元を親指でなぞった。
あぁ、止まってなかったんだ。さっきから見にくいとは思ってたけど。
トントン先輩の手は暖かくて、とても安心できた。安心すると、涙がさっきよりもたくさん出てきて、前が見えなくなってしまった。そのまま、無意識で、トントン先輩に飛びこむように抱きついてしまった。
トントン先輩は最初は戸惑って、あたふたしていたけど、しばらくすると俺の体を抱きしめ、頭を撫でてくれた。
頭を撫でてくれたのでさらに安心して、もっと泣いてしまった。
『トントン先輩、すみません。制服を汚してしまったようで。』
tn｢いや、大丈夫やで。それより、落ち着きましたか？｣
『えぇ。ありがとうございました。ゾム？さんに謝らなくては。トントン先輩、どこにいるかご存じですか？』
tn｢うん…ってかそこにおるで｣
『え？』
??｢ちょ、押すなって！臭いねん！大先生！｣
??｢うるさいねん！チビでDTのくせに！｣
??｢ちょっと、も〜うるさいですよ！ってか押さないで！ドアが！｣
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匿名希望 - でもすっごく面白いです！結構好きなタイプのお話です。 (2020年9月26日 16時) (
レス) id: f02fd4c99a (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - とても面白いのですが、一つ修正点があると思います。 名前と書いてありますが、(名前)じゃないと変換されないです。間違いじゃなければすいません。^^; m(_ _)m (2020年9月26日 16時) (レス) id: f02fd4c99a (このIDを非表示/違反報告)
妖狼(プロフ) - りある@女子力皆無さん» え？いや、神ですか？天使ですか？ろくに更新もせず、シリアス展開にしかならないこの駄作者に、読んでくださり、感想をくれる貴女は神ですね！ほんっとうにありがとうございます！これからも愛読させていただきます！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: 0267bb7316 (このIDを非表示/違反報告)
りある@女子力皆無(プロフ) - どうも！感想を書いていただいたので少し遅いけど見に来ました！めっっっっっっちゃ好きっす！ああ！こういうのしゅきぃ…１話見ただけで溶けましたねwwこれからも頑張ってください！ (2019年9月5日 21時) (レス) id: d5af1c15e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妖狼 | 作成日時：2019年8月23日 7時
