エイトとお正月♪

同級生まるちゃん ページ13

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ぬぁ〜・・


ねむい〜


お正月休みももうすぐ終わり。


ずーっと食べてるから、

おなか空くなんて感覚もないし、

テレビもだんだんつまらなくなって来て

今日の予定もないまま、

でもなんとなく起きてしまった遅めの朝。


”A今日何してる〜？”


地元の友達から来たメールに


”なんもしてな〜い”


なんてすぐ返すと、


”今初蹴りやってるから、その後飲み会もあるし

これからこない〜？？”


なんて返信が。



初蹴り？？

あぁそうだ。この子中学ん時サッカー部だったっけ。

お正月のこんな寒い時に

外でサッカーするなんて、

同い年とは思えないくらい若いなww



”行こっかな〜！！”


それでもこの暇な時間より、

同級生達にも会えるし

行ってみようかなって思ってすぐ用意する。



『・・ホッカイロいらなかったな〜♪』


殆どを家の中で過ごしたりして、

久しぶりにがっつりでた外は

思ってたよりも暖かくて思わずのびをする。


ポッカポカ・・とまではいかないけど、

気持ちがいいな〜♪



久しぶりに着いた中学校は、

一瞬で懐かしい気分にさせてくれて

ふわふわと、ポカポカした日向みたいな

あの時好きだった笑顔を思い出す。



あぁ〜でも陸上部だから今日はいな……


丸「あっ！！Aちゃんや〜ん♪」


『えっ・・あれ？丸ちゃん？？』


丸「そうっ丸ちゃんです♪」



顔を洗ってたのか

首から下げたタオルで、

ふきながら歩いて来た丸ちゃん。



一緒にグランドに向かって歩きながら

お話をする。


『今日サッカー部の集まりじゃないの？？』


丸「そうなんやけど、呼んでもらってん♪

昼休みとかよう一緒にサッカーしとったし・・

ってそれゆうたら、Aちゃんも違うやん 笑」


『確かに・・・笑

そういえばいつもしてたよね♪』


丸「Aちゃんいっつも見とったもんねぇ〜♪」


『いつもじゃないよっ///』


丸「んじゃ、僕が探してただけやね♪」



ん？？

丸ちゃんそれは・・


丸「Aちゃん来たで〜♪♪」


グランドに着いて、

友達に向かって丸ちゃんが大きな声を出すと、

何人かの子が手を振ってくれて、

私はそこに向かって歩き出す。


丸ちゃんはそのまままた男の子に混じって

また少しすると試合が始まった。



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