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81(あなたside) ページ31




”ガッハッハッハ!!”


お風呂から上がり、洗面所で髪を乾かしてから

廊下を歩くと、

居間からしんちゃんの豪快な笑い声が聞こえた。


...かなり出来上がってるなぁ(笑)



なんとなく入らずに通り過ぎようとすると

中からしんちゃんに呼ばれた。


村「A〜〜??」


『なに〜??』


扉を開けて返事をする。



あ…



(笑)



扉を開けるとそこには

ソファーに横たわって寝てるすばるくんと

そのすばるくんの前髪をちょんまげにして遊んでる

しんちゃんがいた。



村「おもろいやろ」クックック


『ぐっすりだね(笑)』


村「ちょっと毛布持ってくるわ」


足元がふらついてるしんちゃんが立ちあがる。


『私が持ってくるよ(笑)』


村「あっほんま??ありがとうなぁ〜」ポンポン


『しんちゃん酔ってるな〜(笑)』


一度二階にあがり、毛布を持って下に降りて

居間に入るとしんちゃんは少し片し始めてた。


村「俺、風呂入ってくるからそれ掛けたっといてくれ〜」


『えっお風呂入って大丈夫??』


村「ガッツリ湯船入って汗流したいねん!」


『酔ってるのに危ないな〜』


村「ほな、あんま出て来んかったら覗きに来てな?」


頼んだで?ってしんちゃんが私の頭をワシャワシャすると



渋「ヘックシ!!!」


すばるくんがくしゃみした。


村「ほら、寒そうやからそれ掛けたって(笑)

ほな、頼んだわ」


そう言ってお風呂に向かうしんちゃんに返事して

すばるくんに近づいて毛布を掛けようと

毛布を広げた。


足元から掛けて、

顔にかからない様に…って思った瞬間、重なる目線。


『えっ…』


渋「....」


『おっ起きた??』


渋「お前さ…」


『....何??』


渋「それ風呂上りで部屋着って事は…


ノーブラなん??」


『なっ!!』


ゴン!!


『痛っ!!』



スッ



いきなりの変態質問にびっくりして

後ろに一歩引いたら机の角に足がぶつかっちゃって

よろけた。


その瞬間伸びて来た手が私の腰を受け止めて

そのまま私は

いつのまにすばるくんがめくってた毛布と

すばるくんの胸の間にすっぽり収まってしまった。




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ララルン(プロフ) - あすさんさん» こちらにもコメントありがとうございます!ラスト気に入って貰えてよかったです!切ない系また書くことあると思うのでよろしくお願いします♪ (2015年1月6日 13時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
あすさん(プロフ) - 最高でしたー!切ないお話が好きなんですが、切なくてきゅんっきゅんしながらも、ラストがハッピーエンドでよかった!すばる君、不器用そうですもんねー(笑)またそこが魅力ですね!楽しいお話、ありがとうございます♪ (2015年1月6日 8時) (レス) id: dddb8ff51a (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - まなさん» ありがとうございます!そう言って頂けて光栄です!! (2014年12月30日 2時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - りえさん» ありがとうございます!ラスト気に入って頂けてたら嬉しいです!これからもよろしくお願いします♪ (2014年12月30日 2時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - まきこさん» ありがとうございます!本当すばるくんはそういうイメージですよね!次の作品もよろしくお願いします♪ (2014年12月30日 2時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ララルン | 作成日時:2014年12月9日 5時

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