８（あなたside） ページ8
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びっくりした。
人の歌声を聴いて、
こんなにも感動する事ってあるんだ。
私はあんまり音楽は聞かないし、
上手いとかよくわからない。
でもズドンって何かが胸を押したような
掴まれたような、そんな感覚だった。
すばる君を見ると目が離せなくて
みんなにバレてしまいそうで途中から目閉じちゃったし…
『さっきの人とは別人だな…』ｱﾊ
みんなの演奏を見た後、
一人、トイレにいきながら呟く。
さっき、
しんちゃんの話してくれた時のすばるくんは、
今までの怖い人の印象と違って、
なんだか申し訳なさそうに
若干の上目づかいで私に話してくれた。
その姿と内容に笑ってしまった私を見て
口をグーで押さえながら笑う姿も
年上の人に失礼だけど、可愛かった。
…でも歌うと全然変わるんだな〜
みんなもいつものふざけてる感じじゃなくて
格好よかったし…。
ありゃモテるのも納得だな♪
亮君達は学校で結構人気者で、
友達を作っても別れがつらいだけと、
一線どころか何十線も周りに線を引きまくってた私が
あまり浮かず、いじめられもせず
最近まで過ごしてこれたのは４人のお陰だと思う。
男「あれ？？中学生？？」
そんな事を考えて若干ﾆﾔﾆﾔしながら歩いてたら
部活帰りなのか、残っていた高校生の男の子に
話しかけられた。
『あっ…はい』
男「なんでここにおるんー？？
ってか、なんか中学生って純潔って感じ！！」
純潔？？？
巫女さんみたいな？？
『えっと…すみません、失礼します』
男「待って待ってっ！
学校見学なら、俺案内したるよ♪」
『いや、大丈夫で…』
言いかけた所で肩に乗る手。
渋「こいつそない純潔ちゃいますよ先輩っ」
男「えっあっ渋谷のつれ？」
渋「まぁ飼育中ですわ」ﾋﾋｯ
男「中学生に手だすなんて、お前節操ないなぁ(笑)」
渋「先輩に言われたないですよ(笑)」
”ほなっ”って言って、
私の手を引いてみんなのいる部室に戻る
すばる君の背中と、握り締められた手を
私はずっと見つめてた。
当分こっちに居る事になるって決まった時
おじちゃんから話を聞いてお部屋に戻る私に
村“どんだけおるかとか気にせんと、
ちゃんと友達つくりや？”
ってしんちゃんは優しく言ってくれたけど....
しんちゃん、
私、友達だけじゃなくて、
好きな人まで出来ちゃったみたいです。
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ララルン(プロフ) - あすさんさん» ありがとうございます！また次作もよろしくお願いします♪ (2015年1月6日 13時) (
レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
あすさん(プロフ) - 初めましてー凄くきゅんきゅんして、面白かったです♪すばる君可愛いですね！これからも頑張って下さい！ (2015年1月6日 8時) (レス) id: dddb8ff51a (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - まきこさん» 期待に応えられるかﾄﾞｷﾄﾞｷですが、最後はｽｯｷﾘしてもらえたら嬉しいです！もう少し先ですが(笑) (2014年12月2日 5時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - ちょっとずつの距離の詰め方がたまりませんね(｡ >艸<) この先どうなるのか本当楽しみです(*^^*) (2014年11月30日 9時) (レス) id: 1c37077393 (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます！ｷｭﾝｷｭﾝして貰えてとっても嬉しいです♪これからもよろしくお願いします♪ (2014年11月28日 3時) (レス) id: ce7ab7c44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ララルン
| 作成日時：2014年11月11日 2時
