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.安田side
中学三年生という時に
突然やって来た転校生。
すぐに村上君の親戚の子やって分かって、
より親近感が増した。
一匹狼というか、
あんまりクラスにもなじまんくて、
あんまり笑わへん。
Aは初めそんな子やった。
安「なぁ〜あ！なんでそんなに友達作りたくないん？」
Aは俺の席の後ろやったから、
イスに反対に座ってよう話かけてた。
『作りたくないって訳じゃ…』
安「そうなん？？じゃあ今日から俺らお友達な？？♪」
『えっ…あっうん(笑)』
あっ…笑った！！
その日からは、結構俺とは喋るようになって
色んな話をした。
聞けば、Aは親の都合で
ちょっとしかこっちにおらんかもしれん
って話やった。
『だから、友達作ると淋しくなるでしょ？』
そう言った後Aは、
『それでも友達って言う人は出来ると思うけど、
本当の気持ち言えるようになるには、
時間かかると思うし…』
って付け加えた。
…本当の気持ち。
ほんまそうやな。
俺、みんなと一緒にバンドやってるとほんま楽しいし、
みんなの事めっちゃ好きや。
でも…
まだ言えへん事もある。
Aになら話せそうな気ぃする。
会ってまだ少しなんに、
そんな気がしとった。
そんな時、Aの状況は変わって、
こっちに当分いることになり、
学校でもよく笑って
女の子の友達が出来るようになった。
…なんやろ。この気持ち。
めっちゃﾓﾔﾓﾔする。
女子で話しとるの見ても、
そない仲良くせんでもええのにとか思ってまう。
そして今日。
安「あれ？？Aそのペン可愛いな！」
『そうでしょ？♪イチゴのペン♪
昨日みっちゃんと買いに行ったんだ♪』
…みっちゃん？？うちのクラスの？？
安「昨日遊びいったん？？」
『うん♪放課後に…』
安「そんなん聞いてへんねんけど…」
『一緒に帰ってて、いきなり決まったから…
今度一緒にいこ？？』
安「……やん」
『えっ？？』
安「Aの友達は俺らだけでええやん！！！」
気付いたら、そう叫んで教室飛び出してた。
走ってると大倉に抑えられて、
暴れても離してくれんくて
めっちゃ泣いてもうた。
…あぁめっちゃガキ。
勝手に友達取られたきになって
一方的に怒ってもうた。
悔しくて泣いてた俺に大倉が
大「大丈夫やって。どうしたん(笑)
謝れば許してくれるって！」
って励ましてくれた。
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ララルン(プロフ) - あすさんさん» ありがとうございます！また次作もよろしくお願いします♪ (2015年1月6日 13時) (
レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
あすさん(プロフ) - 初めましてー凄くきゅんきゅんして、面白かったです♪すばる君可愛いですね！これからも頑張って下さい！ (2015年1月6日 8時) (レス) id: dddb8ff51a (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - まきこさん» 期待に応えられるかﾄﾞｷﾄﾞｷですが、最後はｽｯｷﾘしてもらえたら嬉しいです！もう少し先ですが(笑) (2014年12月2日 5時) (レス) id: 9a6ebd3bd9 (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - ちょっとずつの距離の詰め方がたまりませんね(｡ >艸<) この先どうなるのか本当楽しみです(*^^*) (2014年11月30日 9時) (レス) id: 1c37077393 (このIDを非表示/違反報告)
ララルン(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます！ｷｭﾝｷｭﾝして貰えてとっても嬉しいです♪これからもよろしくお願いします♪ (2014年11月28日 3時) (レス) id: ce7ab7c44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ララルン
| 作成日時：2014年11月11日 2時
