片思いなりんご ページ4
「A。明日休みなんだが、どうかな?」
「すみません!臨時で私出勤なんです。」
Aをどうしてもデートに誘いたい。けど、なんだかんだ邪魔が入る。
「じゃあ、終わってからディナーでも…」
「Aー!どう?決まってる?」
「ジャックさん。今日も素敵ですよ」
そうかなぁ〜なんて満更でもなさそうな顔でAの前でクルリと一回転してみせる。
「Aも可愛いよ」
「そうですか?」
自分も触れた事のないAのサラサラな髪をトランプ野郎はいとも簡単にさらりと撫でる。その様子を見てイライラが募る。
「じゃあ、お先〜」
トランプ野郎はこっちの殺気に気付いてかそそくさと逃げていった。
「アップルさん。どうかしました?」
「どうもしてない。」
「少し元気なさそうです。」
「Aが悪い」
「私?」
「隙を見せるな」
「隙なんて、」
全然わかっていない彼女のおでこに唇を寄せる。
「!」
みるみる彼女の顔がリンゴのように真っ赤に染まる。
「そんな顔するな。勘違いするだろ。」
「ち、違います!だってアップルさんがー!」
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エメラルドの猫(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます。お褒めの言葉ありがとうございます^^ゆっこさんもMP推しなんですね♪MP好きな方に読んでもらえて嬉しいです!これからも楽しんでもらえるように頑張ります。 (2016年11月16日 18時) (レス) id: 7165599c43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - コメント失礼します。どれもとっても素敵な小説で、思わず惚れてしまいます(*´ω`*)私もMP推しなので、MP君がたくさんいて嬉しいです!これからも更新頑張って下さい! (2016年11月16日 17時) (レス) id: 65ea4b25bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エメラルドの猫 | 作成日時:2016年10月5日 17時