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この幼い身体は限界を超えたようだ
解毒薬は完成し、コレをこのまま使用するか
それとも一手間加えて錠剤にするか
はたまたその錠剤を粉末にして何かに仕込んで…
とシャワーを浴びながら考えていれは
Aの脳内は睡眠の欲求が強まった
まだ完全に髪の毛が乾いていない状態で
ベッドへ移動してそのまま眠りこけた
ソファへ座っていたジョーカーがAへ
声をかけたが、寝かせてくれと言って
そのままベッドへ倒れたまま眠った
「……………飯くらい食ってから寝ろよ」
視線の先の幼女からは
スースーと規則正しい寝息が聞こえる
自分で創った毒薬が思ったよりも複雑な
構造になっており、解毒薬を創るのにあれから
2日もかかってしまった
ジョーカーはベッドへ近づき
Aの寝顔を覗く
幼女の姿で長い睫毛の隙間から見える青黒い隈
汚れの一切無い滑らかな白い頬
こうやって見ると本当に
唯の幼女が寝ている様に見える
ジョーカーはソファへ座り直して
新しい煙草へ火をつける
「お前みたいな教養のある人間が、なんで"地下"(こんな所)で生活してる？」
『追われてるって、言ったじゃない。貴方も似たようなモノでしょ？』
「………………もっと警戒心を持て」
『あら、貴方だけには言われたくないわね。胡散臭いのはお互い様でしょ？』
「……俺は光とは無縁の人間だ。お前に何かあっても知らねェぞ」
『……その口振りだと、過去に自分のせいで誰かを傷つけた経験があるのね？』
「………………」
『当たり？…いえ、違うわね。その様子じゃあ……もうこの世には「それ以上踏み込んで来ればもう口が開けねェ様にしてやる」…………』
脅したつもりだったが
彼女は妖艶な笑みを浮かべて
俺の頬へ手を伸ばす
『やれるものならやってみなさい。げどね貴方は…ただ、無知だっただけよ』
「……………何が言いたい」
『無知だった為に自分が傷ついて、貴方に関わった人間が傷ついた(死んだ)…ただ無知だっただけなのよ』
「……………」
『もしかして、光を与えてくれるのが"太陽だけ"だと思った？』
「……….……」
『また、当たりね……貴方は光を与えてくれるモノが"太陽だけ"だと思っていた…けれど光を与えてくれるのは太陽だけじゃ無い。"月"や"星"だって見方を変えれば貴方に光を与えてくれるのよ』
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辰砂(プロフ) - Yurkiさん» ありがとうございます(^^)夢主とリヒトさんの関係はそうであってくれと願って刺の無い黄色の薔薇にしました(^^) (2020年9月22日 23時) (
レス) id: 96fa6c78c6 (このIDを非表示/違反報告)
Yurki(プロフ) - 更新お疲れ様です！凄いです…読んですぐに花言葉調べに行っちゃいました笑いつもありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2020年9月22日 14時) (レス) id: c534ba0c76 (このIDを非表示/違反報告)
辰砂(プロフ) - かぼちゃさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて光栄です（ ; ; ）私もカチコミ組押しなのでこれからもどんどん夢と絡ませる予定です(*´-`) (2020年9月22日 13時) (レス) id: 96fa6c78c6 (このIDを非表示/違反報告)
辰砂(プロフ) - Yurkiさん» ありがとうございます！更新頻度にムラがありますが今後もどうぞ宜しくお願いします(^^) (2020年9月22日 13時) (レス) id: 96fa6c78c6 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - この作品すごく面白いですね…!!作品が始まった時から毎日密かに見ていました…この作品奥が深くて読んでいてすごい面白くて楽しいし、個人的にカチコミ組めちゃめちゃ好きなので…もう、ほんと、ありがとうございます…(?)更新頑張ってください!!応援してます!! (2020年9月22日 11時) (レス) id: a71fca1158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辰砂 | 作成日時：2020年9月21日 14時
