平和に過ごしたいのに…orz (ページ4)

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見習いさんはペラペラ喋る。ページ4

加州「ねぇ、あんた。」

花園「なに？」
さっきとは違う低い声で返事をした。

加州「俺、あんたの真名知ってるから。いつでも神隠しできるからね。まっ、あんたなんか死んでも神隠ししたくないけど。」

花園「…あんたねぇ！私はパパがここの本丸はすぐ乗っ取れるって言ってたからあんたを誘ったのよ！」
ドスが効いた声で花園は言った。

加州「わぁ。ペラペラ喋るね。とりあえず俺、あんたのこと一生信用しないから。じゃ、案内終わったからバイバーイ。」

小走りで加州は見習いから離れ、Aのところへ行った。

加州「ねぇ主。案内終わったよ！」

見習いと喋っていた時とは全く違い、甘えるような声で加州はAに言った。

加州「あとあの見習い、この本丸乗っとるかも…主、気をつけてね。でも、俺ぜっーたい主についていくから。あんなのが主なんて嫌だし。」

A「ねぇ加州。乗っ取りって何？」

加州「え？」