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hk side ページ8

男1「樹!お前おせーぞ!、、あ、北斗もおはよ」

男2「樹来たことだし職員室行こーぜ!」

いつもの何倍もうるさい教室
俺は1人の世界に早く入りたくて静かにその場から逃げた

樹「おい、北斗!お前も行こうぜ職員室!」

"北斗は今から用事あるから1人で行けよ!"

樹「まじかよ!じゃー行くか!」

『行ってらっしゃい』


朝からほんとにうるさい、行ったところで何も興味なんかない自分にとってはほんと迷惑だ

"北斗!数学の宿題みせてくんない!頼む!"

『はー、、お前これで何回目だよ、今日こそは先生に、、っておい!ほんとお前は!今度ジュースぐらい奢れよ、ゴリラ』

"だからさ、そのゴリラって、、ま!いっか失礼しまーす"


俺の用事はこいつに宿題見せることかよ
でも、、これで職員室なんて行かなくて済んだ
ありがとな、、



朝から騒がしいこいつは怒ろうと思っても怒れないほど

なんか憎めない存在だ

"北斗も大変だね、、おい!慎太郎!ちょっとは自分で"

"うるさいおじーちゃんは黙ってて!"

"はー、、お前あの坊ちゃんにチクるからな!、、ほんと朝から元気すぎんだよ、"

『こーちおはよ、あ、おれトイレ行くから慎太郎に返しとけって言っといて』

高「おう!行ってらっしゃい」

慎「ほくちゃんトイレなの!?俺も『慎太郎は早く解いて』、、はーい」


これじゃ本なんて読めそうにもない

少しでも静かなところに行きたくていつもの逃げ場に足を運んだ






高校に入った時、樹の存在はあっという間に知れ渡った

ま、見た目の問題もあるけど

その隣にいつもいる俺も結構名前が知れ渡った時があった

廊下を通るたんびに視線を感じる、そんな生活が嫌で

屋上でさぼっていた時たまたま会ったのが慎太郎だった


その日から何度か屋上で会うようになり

慎太郎には何人かの友達がいることを知った

その1人が朝からおじーちゃん扱いされてるこーちだった

2人とは今同じクラスで、1人の俺をいつも友達のように接してくれる

うるさいが心優しい2人だ

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作者名:lala | 作成日時:2020年4月28日 20時

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