偽りの自己 (ページ25)

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jr side ページ25

初めて転校生に会って、、ゆきちゃんに会って
今までにないぐらいドキドキしていた

それから席も隣にしてもらって、、ご飯も、、
でもジェシーとこーちが用があるって言った時、、

『俺、、北斗の事、、』

雪「じゅりくん？」

俺北斗の事何も考えないで、、

朝からあんな態度されるもんだから、、

正直席も北斗とこのままって思ってたけど気づいた時にはもうゆきちゃんを隣に座らせていて、、やってしまった、、

雪「じゅりくん？大丈夫？」

『あー！うん！ごめん！』

今日の飯味なんで少しもしなかった
いつも食欲なんて無いんだけど今は口に運ぶだけでもきつい

雪「ねえ、ほくとってどんな人なの？」

なんでこいつこんな事急に、、、

北斗は幼なじみ、、
周りからしたらただの長い付き合いの2人って思われるけど
俺にとってはそんなもんじゃない

今は仲良いけどこの隣にいる慎太郎と大我達と初めて会った時、、北斗と友達になろうとしていた時、、
口には出さなかったけど何故か"離れて欲しい"そう思っていた

慎「_______友達かな～」

大「___________なんでそんなに北斗の事______」

雪ちゃんは北斗の事どう思ってるんだろ、、

友達がいない人？授業をサボる人？

俺らと友達の人？

『ゆきちゃん、、、』

『__________北斗は違うから、、』

俺、、なんでこんな事、、

そっか、、俺はただ、、ゆきちゃんに北斗と_____

そう思った時俺は無性に北斗に会いたかった
だから皆を置いて教室に向かった

『北斗』

俺の前にいるジェシーで誰か分からないのかな、、
ジェシーもこーちも俺の事、、

北「樹？」

そうだよ北斗、、、樹だよ、、お前の幼なじみの

ずっと2人で横並びしてきた、、樹だよ？

『ジェシーちょっとごめん、、、こーちも、、』

高「え？、、、うん」

北「樹？どうしたの？」

『北斗、、』

北斗と目があった瞬間気づいた、、
彼の目がいつも以上の水分を含んでいる事を
目の周りもそんなに赤くしちゃって、、

『2人で話がしたい、、』

2人には悪いけど今は俺と北斗の2人の時間が必要なんだ

北「ねえ、、樹どうしたの？何かあった？」

『、、、、北斗黙って』

北「あっ、、、、、」

北斗、、なんでそんな涙流しながら人の心配できんのかよ