儀式。 ページ8
(ｍｍside)
康「これから…………よろしくお願いします、蓮さん…？」
目「うん……こちらこそよろしく…康二」
いつの間にか康二の腕は俺の腰を触っていて、
どうやら腰回りから生えている真っ黒な羽のことが気になっているのだろう。
あまり、初対面の人間に探られたら困る。
俺は強制的に康二の顔を上に向けた。
康「ふぁ……」
目「もうそろそろいいかな…これからたくさん会えるんだし俺のことは知っていってよ」
康「そうやんな…ごめんなさい」
シュンとまるで犬のように項垂れた康二。
さっきから俺の心臓がおかしい。
康「でも、どうやって
目「ぁ…それは、、簡単だから」
康「簡単…？」
俺は自分の猫のようにしまっていた長い爪を出した。
そして、その中でも一番鋭くて首を搔っ切るときに使う爪を俺の舌に当てた。
そして、その爪を少し舌の前の方でグイって押すとプチュって音がして鉄の味がした。
康「ヒャッ……蓮さん何してるんよッ…危ないやんっ…」
目「ゃから、このちを、こぉじが、すぅの。これで、つがいになれるょ」
康「この血を俺が吸うの…？」
目「そぉ……で、そのあと、俺がこおじのうなじをかむから、そぉしたらこぉじとぉれの項にばんごーが出てくる。それで、けーやくかんりょう」
康「んん……怖いけど頑張るわぁ…」
折角だした血が流れてこぼれそうになるのは御免なので、俺は舌ったらずな感じの声で喋ったが何とか康二には伝わった。
康二は
康「じゃ、じゃあ…いくで…？」
あぁ……俺この先こいつから血を吸わないと生きていけないのか。
こんなあっさりと…って思うと少し虚しかったが、早く康二と
だって、今俺の舌に顔を近づけている康二は、俺に全幅の信頼を寄せた。
すっごくすっごく綺麗な美しい顏だったから。
・
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
手術怖いです(うるさい
感想頂けたら幸いです…次は康二君sideです。
あと色々捏造しますのでよろしくお願いいたします(__)
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ぴいこ(プロフ) - おかえりなさいませ！主さんの作品はいつも私の癒しです！これからもよろしくお願いいたします！ (2021年2月18日 13時) (
レス) id: 16c49dcec5 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - おかえりなさいです！！これから大変なことも多いと思いますが頑張ってください！また作者様のお話が読めることを楽しみにしています！！！！ (2021年2月17日 18時) (レス) id: e6bd07443b (このIDを非表示/違反報告)
桜咲く冬の日(プロフ) - 主さん！！！おかえりなさい！！！主さんの命が無事であったこと、なによりも嬉しく思います。よかったです。手術お疲れ様でした。リハビリなどこれからも大変なことあるかと思いますが頑張ってください。いつかまた主さんのお話が読めること、楽しみにしています！ (2021年2月16日 2時) (レス) id: 0befac6516 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲く冬の日(プロフ) - 2月7日…、主さん、元気にしていらっしゃるでしょうか…。きっと、手術後で忙しいだけですよね…？また元気な主さんの小説が読める日を、楽しみにしております。 (2021年2月11日 1時) (レス) id: 0befac6516 (このIDを非表示/違反報告)
美聖榴(プロフ) - 初めまして..！主様のお話とても好きで読ませていただいてます。お元気に戻ってきてくださるのを心からお祈りしております..！ (2021年1月14日 7時) (レス) id: f0b9edda90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：主
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=laimizu
作成日時：2021年1月3日 17時
