# ページ31
(阿部side)
阿「佐久間、、、、？」
佐「阿部ちゃ、ベットいこ？」
いつの間にか夜の10時。
俺は佐久間に誘導されて二人だけの寝室に行った。
そして、いつもなら布団の中に入るのに、佐久間は布団の上で正座をした。
オレンジの灯りが俺と佐久間を優しく照らす。
佐「今日の俺、、、どうだった？」
阿「どうだったって、、、？」
佐「可愛かったか聞いてるの」
可愛いよ、優勝だよ、大優勝だよ。
でも、それを言うと俺の性格が崩されてしまうから飲み込んだ。
阿「まぁ、いつもより可愛かったんじゃない？」
佐「そっか、嬉しい、、、、、」
そう言うと、佐久間は再び本日何百回目のハグをしてきた。
俺もしっかり抱きしめて優しいにおいがする佐久間の髪の毛を匂った。
阿「今日さ、何であんなに甘えてきたの？」
佐「、、、、、、」
阿「佐久間、、、？」
佐「康二とね、めめにね、どうやったら阿部ちゃんが俺のこと甘やかしてくれるか相談してたの、、、。」
「そしたら、めめが、阿部ちゃんにぎゅーおねだりしたらって言ってきたの」
「普段阿部ちゃんさ、俺に全然かまってくれないからさ、、、俺寂しくなっちゃって、、、」
「そしたらね、ちょうど今日がいいタイミングだったの、、、、、」
そう言って、佐久間は自分のスマホを俺に見せた。
そこには【8月9日。今日はハグの日です】って書いてあった。
はぁ〜、、、、、なるほどね。
佐久間は暗がりでもわかるくらい、
顔から耳まで真っ赤に染まってて勇気出してくれたんだって分かる。
俺はうれしくなって佐久間の腕をそっと引き寄せ抱きしめた。
佐「阿部ちゃん、、、？」
阿「俺はさ、佐久間がどんなことしたって大好きだよ？安心して？」
佐「でも、、、、、」
阿「不安になっちゃったんだね、、、、？」
佐「うん、、、、、」
俺がいつか愛想をつかすのが怖くなったということだ。
そんなことありえない。
俺には佐久間と翔太しかいないからだ。
阿「佐久間はさ」
佐「ん？」
阿「いつもたくさん俺に愛情注いでくれるじゃん。それだけでもう十分気持ちは伝わってるよ？」
佐「そっかぁ、、、、俺、、愛されてるね」
阿「うん、愛してる」
俺は佐久間の顔を上に向かせ鼻に小さくキスを落とした。
続く→
皆さんからのコメントお待ちしております(*'▽')
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1287人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
主(プロフ) - Megumさん» リクエスト書かせていただきました！！本当にお待たせしてしまい申し訳ございません！！またリクエストお待ちしてます(*'▽') (2020年9月21日 11時) (
レス) id: fe76b4d331 (このIDを非表示/違反報告)
主(プロフ) - トマトさん» 困っちゃうのよ、ホントに、、、、 (2020年9月19日 22時) (レス) id: fe76b4d331 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - あらら、そりゃすげぇな… (2020年9月19日 22時) (レス) id: 67dbbf5e2f (このIDを非表示/違反報告)
主(プロフ) - トマトさん» 戦争起きても起きない息子なの、あそこは (2020年9月19日 22時) (レス) id: fe76b4d331 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - ら、ラウ、よく起きなかったな…w (2020年9月19日 22時) (レス) id: 67dbbf5e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：主
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=laimizu
作成日時：2020年6月12日 18時
