秋、晴れ、風吹いた（Second Generation）

# ページ6

(岩本side)








岩「ん〜、もう寝よっかな」


深「ねっ、、、照」


岩「なに？」


深「今日、、、その、、、久しぶりに、、、しない？」


岩「何を？」


深「何をってその、、、」


岩「何でもないなら、俺ねるから」


深「あっ！ちょっ、ちょっと待って、、、、。」







まぁ、俺たちは週に一回するわけなんだけど、先週から冷たくしてるからかれこれ2週間ご無沙汰ってわけ。

溜まってるのかな、、、？


めっちゃ可愛い、、、、。


でも、俺、耐えるんだ。耐えるんだ。






岩「あのさ、言いたいことがあるならはっきり言って？わかんないから」


深「あ、、、いや、、その、、、何でもない、、、、。」


岩「じゃあ、寝るからお休み」


深「、、、、、、。」






ふっかのめは欲を欲しがる顔で、体は素直だなぁって笑いをこらえるのが大変だった。


さて、辰哉君はどうするかなぁ〜？






自分の部屋に帰ってベットに入る。


ふふっ、甘えてくるかなぁ、、、。


そう思って３０分後、そろそろ夢の世界に旅立ちそうな頃。


ドアがガチャって開いてするりとふっかが入ってきた。




暗くてよく見えないが、廊下からの灯りを見ると枕を抱えているようだった。


くぅ〜、、、可愛い、、、！


そして、俺の目の前に回り込んで、俺の方をトントンって叩いた。


俺は初めはしばらく寝ているふりをしていたけどふっかが「照、、、。」「起きて、、、。」ってつぶやくから目をゆっくり開けてふっかを見た。







深「ぁ、、、起きた」


岩「ん〜、、、なに？夜遅くに」


深「あの、、その、、」


岩「はっきり言いな？」


深「、、、、一緒に寝てもいいですか？」


岩「別にいいけど？入ったら？」


深「ありがと、、、失礼します」






そして、ノソノソと俺の布団をめくって中に潜り込んできた。


俺は、わざとふっかに背を向けて待機した。


すると、予想通り、ふっかは俺の背中を優しくたたいて「こっち向いてくれなきゃヤダ、、、。」って言ってきた。


なんと、可愛らしい、、、。


俺はふっかの方を向いて見つめた、









続く→

#→←岩本家の日常

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す