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気がつけば私と永瀬くん、�盒兇�んはタクシーを降りて表参道の通りにいた。
永瀬「奏多ちゃん、俺よりその服似合っとるわ。」
急に合宿所に連れてこられたので私服を持っていなかった私は永瀬くんの私服を借りた。
永瀬くんと�盒兇�んは特に相談するでもなく、某ハイブランドの専門店に入っていく。
てっきりウィンドウショッピングをしながら気になったものがあれば立ち寄るスタイルだと思っていた私は、売れっ子芸能人の世界を体感した。
慣れた振る舞いで店員と話す2人を置いといて、私も店内を物色する。
ここに来るまで服飾の仕事をしていた私にとって買う買わない関係なしにすごく興味を惹かれた。
�盒供屬悗─舛�前男のくせにレディース見るんだな」
ハッと我に帰ると、後ろの方で既に購入した商品を手に持った2人がこちらを見ている。
永瀬「別に男でも見るやろ。俺もたまにレディース買うし」
「そうですよね！普段見ないから、ちょっと珍しいなと思って」
こういう所でもボロが出るんだなと学んだ私はいつも以上に慎重になる。
�盒兇�んの方を見ると、彼もまた何かを見透かそうとするような目つきでこちらを見た。
永瀬「奏多ちゃんなんも買わへんの？」
「僕は大丈夫なので、お気になさらず....」
永瀬「私服あんま持ってないんやったらこの機会に買っといた方がええんちゃう？」
確かにそうだ。
ずっと練習着でいるわけにいかないし、
服を借り続けるわけにもいかない。
かと言ってこの辺で私が買えそうなお店はない。
永瀬「俺からの歓迎の意味も込めて、服プレゼントするからほしい服選びいや。どういう系統が好きなん？」
恐らく私の事情を読み取った永瀬くんはまた気を利かせてくれる。
「ありがとうございます、あとで別のところで買うので僕のことは大丈夫です！」
永瀬「芸能人はな、いつ写真撮られてもいいように私服もちゃんと気を遣わなあかん。奏多ちゃんに関してはまだ芸能界慣れしてへんし、まずは形から入ろか。」
そういうと、私は永瀬くんの着せ替え人形と化した。
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めい(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します。凄く面白いです…！！これからの展開が楽しみすぎます（；＿；）(海ちゃん担なので、沢山出てくるのもとても嬉しいです) (2020年6月8日 18時) (
レス) id: 0439225117 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちゃん - 初めまして！すごく続きが気になります！「美男子ですね」を見ていたので、こういう世界観が好きです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月22日 22時) (レス) id: 79df15c712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン | 作成日時：2019年11月22日 3時
