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回想(告白)4 ページ10

「おぉ〜!すげぇすげぇ。Aちゃん見て、降谷からの着信の嵐!」
「ひっ………」


隠れ家的な居酒屋の個室にて、松田に携帯の着信履歴を見せられてAは顔を真っ青にした。ストーカー案件で見るような着信の数だ。恐らく風見がこのことを報告したのだろう。しかし、


「……あれ?私には着信がありません…。」


不思議そうに自分の携帯の画面を見るAに、松田は頬杖をついて「当たり前だろ」と笑って言った。


「ここでAちゃんに連絡するなんてアイツの男のプライドが許さないだろうさ。」
「男のプライドですか….」
「そ。男のプライド。」


松田は椅子の背もたれにもたれ掛かりながら「うわ!またかかってきた!」と携帯の画面をAに向かって見せると、


「そろそろ出てあげますか。」


と、優しく笑って通話ボタンを押した。


「よ!降谷、ひさし『Aはどこだ。』


地を這うような降谷の低い声に松田は楽しそうに笑った。


「どこだと思うー?」
『ふざけるな。無理矢理Aを連れ出したそうじゃないか。』
「無理矢理?ちょっと、風見くんどんな報告してんだよ…」


予想と少しズレた論点に松田はハハ…と呆れたように笑った。重要なのはそこじゃない、俺とAちゃんが『デート』していることに焦って欲しかったのに。


『それに、デートってどういうことだ。』
「そうそう!それ!」
『何?』
「いや?こっちの話。」


松田は満足そうな笑顔に変わると、Aを見て首を横に傾けながら楽しそうに目を細めた。その様子にAは頭の上に「?」を浮かべて見ていた。松田は手を顎に当てて、思案すると、良いことを思いついたと言うように口角を上げた。

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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yuni - とても面白いです……6年間どこで何してるか気になる視聴者も居ますがみなさん信じて待っていますよ!ご安心ください。 (4月23日 19時) (レス) id: 17290499f6 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる。(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新まってます! (4月16日 0時) (レス) @page23 id: 8f2ef7bb5c (このIDを非表示/違反報告)
トマト - 胸がキュンキュンしました…。更新は5年前で止まっているのですね…;;とても面白かったです!泣 (6月2日 20時) (レス) id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 続きが…続きがきになる…!!更新停止悲しい、、めちゃめちゃ面白かったです( ; ; ) (2023年4月11日 10時) (レス) @page23 id: 78e34d129f (このIDを非表示/違反報告)
涙愛(プロフ) - 更新停止、、、?? (2021年2月27日 21時) (レス) id: 76bb1db9cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ライス | 作成日時:2018年3月26日 20時

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